ロシア選手はアジア、アフリカの選手として五輪に出場できる=IOC会長

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ロシア選手はアジア、アフリカの選手として五輪に出場できる=IOC会長 - Sputnik 日本, 1920, 31.03.2023
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国際五輪委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は5大陸に206ある全ての五輪委員会がIOCの勧告を歓迎したと表明した。
バッハ会長は会見で次のように述べた。

「今日、そして昨日と我々は5大陸にある206全ての五輪委員会からIOCの勧告を歓迎し、選手の主権を保護する旨の書簡を受け取った。そしてアフリカとアジアの委員会は我々の決定を歓迎、そのうちいくつかの委員会はさらに踏み込んだ決断を下し、自国の国旗で参加することをロシアとベラルーシの選手に許可する用意があるとさえ表明した」

バッハ会長によると、ロシアでIOCは米国の手先とされる一方、ウクライナではIOCがロシアに肩入れしていると批判されているという。この意味において紛争当事国の双方とも満足はしていないものの、IOCとしては中立の位置を見い出し、国際スポーツにおける理解の根幹を築くことができると期待を示した。
なお、会見でバッハ会長は、一部の国によるダブルスタンダードも批判していた。
IOCは28日、中立ステータスでロシアとベラルーシのスポーツ選手を国際大会に参加させることを推奨した。その際、ロシア軍および治安当局と関係のないことが条件と補足した。そのため、CSKA(軍中央スポーツクラブ)、及び治安当局と関連のあるチームに所属するロシア選手は中立ステータスを獲得する上での条件を満たしていない
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