「立場をわきまえろ」トルコ大統領、米国の駐トルコ大使との面会を拒否

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トルコのエルドアン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 03.04.2023
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トルコのエルドアン大統領は、米国のフレーク駐トルコ大使がトルコ大統領選挙における野党候補のケマル・クルチダルオール氏と面会したのを受け、フレーク大使に対して「扉を閉ざす」と表明した。トルコのスター紙が報じた。
同紙によると、エルドアン大統領はフレーク大使に「教え諭す」ことを決めたという。

「ジョー・バイデンの大使がケマル氏のもとを訪ねている。そんなことをして恥ずかしくないのか。頭で考えろ。君は大使だ。君が話をする相手はここにいる大統領だ」

クルチダルオール氏は野党「共和人民党」の党首で、5月14日に実施されるトルコ大統領選挙でのエルドアン大統領の有力対抗馬。
米大使館の発表によると、フレーク大使は3月30日に共和人民党本部のクルチダルオール氏の執務室で両国にとって関心のある事項に関する議論の一環として同氏と面会した。
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なお、トルコ大統領選の本命はまだわからない。専門家たちは、4万6000人の死者を出した2月初旬の大地震により、与党にとって選挙プロセスはこれまでで最も困難なものになっていると伝えている。
これより先、エルドアン大統領は、選挙キャンペーンのスローガンの一つはロシアに対する西側の戦争にトルコを巻き込ませないことだと述べた。
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