台湾情勢で米中に追随することは「最悪」、対立から距離を置くべし=仏大統領

© AFP 2023 / Ludovic Marin台湾情勢で米中に追随することは「最悪」、対立から距離を置くべし=仏大統領
台湾情勢で米中に追随することは「最悪」、対立から距離を置くべし=仏大統領 - Sputnik 日本, 1920, 12.04.2023
サイン
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は台湾情勢に関して「最悪なのは、米国や中国に追随しなければいけないと考えることだ」と述べ、米中の対立から一定の距離を保つ必要性を主張し、波紋が広がっている。NHKが報じた。
先に中国を訪問し習近平国家主席と会談したフランスのマクロン大統領は、仏紙「レゼコー」による取材のなかで、台湾情勢に関して見解を述べた。この中で大統領は「最悪なのは、台湾の問題について米国の歩調や、中国の過剰な反応に合わせ欧州の国々が追随しなければいけないと考えることだ」と述べ、「陣営間の対立の論理に立ち入ることは望ましくない」と発言、欧州は米中間の対立から一定の距離を保つ必要性を主張した。この発言を受け、中国に対する抑止力を損ねかねないとして批判が広がっている。
ペスコフ報道官 - Sputnik 日本, 1920, 08.04.2023
ペスコフ報道官「フランスから米国批判を聞くのは久しぶりだ」 マクロン仏大統領の核兵器発言に反応
フランスのルメール経済相は11日のラジオ番組に出演し、米中のライバル関係に乗せられるのではなく、欧州の独立性を築く必要性を指摘したものだと釈明していた。
関連ニュース
マクロン仏大統領の訪中が意味するものとは? メディアが指摘
【まとめ】中仏首脳、核戦争の防止へ共同声明 ウクライナ和平案も議題に
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала