https://sputniknews.jp/20230415/15684459.html
古代マヤ文明の珍しい遺物が見つかる
古代マヤ文明の珍しい遺物が見つかる
Sputnik 日本
メキシコ国立人類学歴史研究所(INAH)の考古学チームが、同国ユカタン半島にある古代マヤ文明の中心地チチェン・イッツァで発掘調査をした際に、球技で使用された1000年以上前の石製のスコアボードを発見した。 2023年4月15日, Sputnik 日本
2023-04-15T06:33+0900
2023-04-15T06:33+0900
2023-04-15T06:33+0900
it・科学
考古学
メキシコ
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/04/0e/15682491_0:21:1000:584_1920x0_80_0_0_7674044b1e87e9741d220841d93bf972.jpg
この石板は、古代都市チチェン・イッツァのカーサ・コロラダ (Casa Colorada、「赤い家」)としても知られる建築群チチャンチョブ(Chichanchob)の地下1.5メートルで見つかった。石板の直径は32.5センチ、重さは40キロで、円盤の形をしている。石板にはボールとプレーヤー2人が描かれている。そのうち1人は羽の頭飾りをつけており、もう1人はチチェン・イッツァで描かれているのをみかける所謂「蛇のターバン帽子」をかぶっている。今回の発見は、石板に刻まれたものが完全に残っている点で貴重だという。考古学者のフランシスコ・ペレス・ルイス氏は「チチェン・イッツァでは、完全な状態のものは言うまでもなく、象形文字がみつかるのも珍しい。こんなことは11年以上なかった」と指摘した。考古学チームによると、この石は西暦800年代後半から900年代前半にかけてチチャンチョブの入り口近くのアーチの飾りにつかわれていた可能性がある。考古学チームは、今回の発見がマヤ文明についての認識を広げたり、さらには認識を変えるのに役立つと考えているという。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20230327/2-15453466.html
メキシコ
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/04/0e/15682491_0:0:1000:750_1920x0_80_0_0_ecb614738ff560ce43cfe97010ba1b11.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
考古学, メキシコ
古代マヤ文明の珍しい遺物が見つかる
メキシコ国立人類学歴史研究所(INAH)の考古学チームが、同国ユカタン半島にある古代マヤ文明の中心地チチェン・イッツァで発掘調査をした際に、球技で使用された1000年以上前の石製のスコアボードを発見した。
この
石板は、古代都市チチェン・イッツァのカーサ・コロラダ (Casa Colorada、「赤い家」)としても知られる建築群チチャンチョブ(Chichanchob)の地下1.5メートルで見つかった。石板の直径は32.5センチ、重さは40キロで、円盤の形をしている。
石板にはボールとプレーヤー2人が描かれている。そのうち1人は羽の頭飾りをつけており、もう1人はチチェン・イッツァで描かれているのをみかける所謂「蛇のターバン帽子」をかぶっている。
今回の発見は、石板に刻まれたものが完全に残っている点で貴重だという。
考古学者のフランシスコ・ペレス・ルイス氏は「チチェン・イッツァでは、完全な状態のものは言うまでもなく、象形文字がみつかるのも珍しい。こんなことは11年以上なかった」と指摘した。
考古学チームによると、この石は西暦800年代後半から900年代前半にかけてチチャンチョブの入り口近くのアーチの飾りにつかわれていた可能性がある。
考古学チームは、今回の発見がマヤ文明についての認識を広げたり、さらには認識を変えるのに役立つと考えているという。