和歌山で岸田首相の演説前に爆発音、首相は無事
2023年4月15日, 12:07 (更新: 2023年4月15日, 22:55)
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15日午前11時半前、和歌山県和歌山市の雑賀崎漁港で岸田首相が視察を終えて演説を始める直前に、大きな爆発音がした。日本の各メディアが報じている。
NHKなどによると、岸田首相は現場から避難した。関係者によると、首相にけがはなく、無事だとのこと。一方、これまでに現場にいた警察官1人が左腕を縫うけがを負ったことがわかっている。
【総理演説会場で爆発音】岸田文雄総理大臣に向けて、爆発物を投げ込んだ瞬間と、男が取り押さえられた映像。 pic.twitter.com/MHESWS5988
— Mi2 (@mi2_yes) April 15, 2023
映像からは、集まっていた人たちが、走って避難するのが確認できる。男は現場にいた警察官に取り押さえられた。警察は容疑者の男を威力業務妨害の疑いでその場で逮捕した。警察は本人が所持していた免許証から兵庫県川西市に住む木村隆二容疑者（24）だと発表した。木村容疑者は「弁護士が来てから話す」と供述しているという。
#岸田首相 の訪問先で爆発音がする直前のものとみられる映像が、インターネット上で拡散している。映像では容疑者が投げたとみられる爆発物のようなものが首相の背後に飛んできて、ボディーガードが首相をかばうようにして避難させる様子がみてとれる。#和歌山 pic.twitter.com/yswNhEc1Te
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) April 15, 2023
演説会場にいた女性は「銀色の筒が投げ込まれた。それが光って、すこしたったら大きな音がした。悲鳴が聞こえて、SPにその場をよけるように指示された」と話している。
映像では容疑者が投げたとみられる爆発物のようなものが首相の背後に飛んできて、ボディーガードが首相をかばうようにして避難させる様子がみてとれる
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また、現場を目撃した市議会議員は「自分の2メートルほど前に筒状の銀色のものが飛んできた。それが煙を噴いて、岸田総理はSPにかばわれるようにして現場から離れた」と話している。
雑賀崎漁港は和歌山市の南西部にある港。
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