マスク氏、独自のチャットボット「トゥルースGPT」の立ち上げを発表

© Jim Watsonイーロン・マスク氏
イーロン・マスク氏 - Sputnik 日本, 1920, 18.04.2023
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米国の実業家で億万長者のイーロン・マスク氏は、独自の人工知能(AI)チャットボット「トゥルースGPT」を開発する計画を発表した。
マスク氏のアイデアによると、このプラットフォームは、高い評価を得ているチャットボット「チャットGPT」のライバルとなるもので、必要な情報をすべて提供し、検閲を受けないという違いがあるとのこと。
17日に公開されたFoxニュースの司会者タッカー・カールソン氏とのインタビューで、マスク氏は「私はトゥルースGPT、つまり宇宙の本質を理解しようとする究極の真実追求型AIというものを立ち上げるつもりだ」と語った。
AI - Sputnik 日本, 1920, 12.04.2023
【解説】信用はできる でもチェックは怠りなく! AIとChatGPTとの作業の長所短所
そして、マスク氏は「宇宙を理解しようとするAIが人間を滅ぼす可能性は低いという意味で、これは安全への最善の道筋となり得ると思う。なぜなら、我々はこの宇宙の興味深い一部分であるためだ」と説明した。
さらに、既存のチャットボットの開発の背後には左派のプログラマーがおり、彼らは自身のプラットフォームのユーザーに対して「嘘をつくように仕込んでいる」との見解を付した。また、マスク氏は、AIがしかるべく管理されなければ、人類全体の存在に「破滅的な損害を与える」可能性があると警告した。
マスク氏は「AIは可能性を秘めているという点で、いわば航空機の設計や製造のメンテナンスを誤るよりも危険だ。その可能性を無視できるように見えても、それは些細なことではなく、文明を破壊する可能性を秘めている」と指摘した。
これよりも前、マスク氏は米ネバダ州にAI会社「X.AI」を設立したと報じられていた。
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