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1060人の捕虜ら乗せた日本船、81年ぶりに海底で見つかる 太平洋戦争中に米軍が撃沈
1060人の捕虜ら乗せた日本船、81年ぶりに海底で見つかる 太平洋戦争中に米軍が撃沈
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第二次世界大戦中の1942年に米軍によって撃沈された、日本船「もんてびでお丸」がこのごろ、フィリピン沖の南シナ海の海底で発見された。22日、豪ABCニュースなどが伝えている。 2023年4月22日, Sputnik 日本
2023-04-22T19:01+0900
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ABCニュースなどによると、「もんてびでお丸」は1942年7月1日、14カ国からの約850人の軍人、約210人の民間人ら計約1060人の捕虜を移送していたところ、フィリピン沖で米潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没した。捕虜移送中であることを示す標識は付けていなかったといい、米軍は通常の日本軍の補給船などと認識して攻撃したとされる。若干の日本人船員を除き、ほぼ全ての乗船者が行方不明になっていた。犠牲者の大部分にあたる979人は豪州国籍で、この事件は豪州史上最悪の海の惨劇として伝わっている。豪州の調査チームはこのごろ、沈没した海域を約2週間調査。その結果、水深4000メートルの海底で、81年ぶりに「もんてびでお丸」の姿が確認された。アンソニー・アルバニージー豪首相はツイッターに「ついに失われた魂の安息の地が見つかった。今日のニュースが長きにわたり心配してきた遺族に、少しでも慰めをもたらすよう願います」と投稿している。関連記事
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1060人の捕虜ら乗せた日本船、81年ぶりに海底で見つかる 太平洋戦争中に米軍が撃沈
2023年4月22日, 19:01 (更新: 2023年4月23日, 03:39) 第二次世界大戦中の1942年に米軍によって撃沈された、日本船「もんてびでお丸」がこのごろ、フィリピン沖の南シナ海の海底で発見された。22日、豪ABCニュースなどが伝えている。
ABCニュースなどによると、
「もんてびでお丸」は1942年7月1日、14カ国からの約850人の軍人、約210人の民間人ら計約1060人の捕虜を移送していたところ、フィリピン沖で米潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没した。捕虜移送中であることを示す標識は付けていなかったといい、米軍は通常の日本軍の補給船などと認識して攻撃したとされる。
若干の日本人船員を除き、ほぼ全ての乗船者が行方不明になっていた。犠牲者の大部分にあたる979人は豪州国籍で、この事件は
豪州史上最悪の海の惨劇として伝わっている。
豪州の調査チームはこのごろ、沈没した海域を約2週間調査。その結果、水深4000メートルの海底で、81年ぶりに「もんてびでお丸」の姿が確認された。
アンソニー・アルバニージー豪首相はツイッターに「ついに失われた魂の安息の地が見つかった。今日のニュースが長きにわたり心配してきた遺族に、少しでも慰めをもたらすよう願います」と
投稿している。
