落下予測はICBM分離の物体 Jアラート「発令に問題なし」

© AP Photo / Ahn Young-joon北朝鮮のミサイル発射(アーカイブ)
北朝鮮のミサイル発射(アーカイブ) - Sputnik 日本, 1920, 22.04.2023
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防衛省は21日、北朝鮮が13日に発射した弾道ミサイルを巡り、北海道周辺への落下を一時予測しJアラートを発令した対象について、ミサイルから飛行中に分離した物体だった可能性があると発表した。新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級1発で、3段式の固体燃料推進方式と推定。飛行中に北へ方向を変えたとの分析も公表した。
政府関係者は、落下を予測したのは飛行中に切り離されたブースター(推進装置)だった可能性があると説明。別の関係者は「航跡が出ている以上、発令しないという選択肢はない」として、Jアラートに問題はなかったとの認識を示した。
途中でレーダーから消えたのは、爆発や大気圏再突入時に燃え尽きるなどしたか、飛行の勢いを失って落下した可能性があるという。防衛省はミサイル本体の弾頭に関しては、約千キロ飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられると明らかにした。
松野官房長官は、自衛隊のレーダーが北海道周辺に落下する可能性がある航跡を捉えたものの、その後、消失したと説明していた。
(c)KYODONEWS
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