米国防総省 ジャベリンの購入・生産の契約を72億ドルで締結

© 写真 : United States Army/Public domain対戦車システム「ジャベリン」
対戦車システム「ジャベリン」 - Sputnik 日本, 1920, 04.05.2023
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米国の兵器メーカー大手であるロッキード・マーティンとレイセオンは、対戦車システム「ジャベリン」の生産を米国防総省から3年間(2023年から2026年)の契約で受注した。しかし、その生産数は明らかにされていない。米陸軍が発表した。
米陸軍のプレスリリースでは、「この契約により、陸軍、海兵隊、海軍および外国の顧客に対して、ジャベリン・ミサイル・システムの調達および生産サポートを提供する」と述べられている。
同省がこのシステムの生産に充てる予定の金額は、最大で72億ドル(約9670億円)。
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ダグ・ブッシュ陸軍次官補(調達、兵站、技術)は、国防総省が米国の軍需企業と協力して、ジャベリン・システムの生産と納入に関連するリードタイムの短縮に取り組んでいると明らかにした。また、このような契約の締結は、米政権が武器獲得と弾薬の再供給にいかに真剣に取り組んでいるかを確認するものだという。
米国はすでにウクライナにジャベリンを1万基以上納入している。一部の報道によると、レイセオンとロッキード・マーティンは現在、ジャベリンを月に約400台生産しているという。ちなみに、以前は年間で1000基しか生産されていなかった。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は以前、ウクライナでの戦闘行為に広く使用されているジャベリンに使用されているロケット・エンジンを製造している企業は米国で1社のみだと報じた。
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