ドネツク人民共和国の自警団 - Sputnik 日本, 1920, 31.01.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシアは2022年2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特別作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。

ロシアの滑空爆弾がウクライナの反転攻勢計画を阻む=英紙

© AP Photo / Evgeniy Maloletkaウクライナ軍
ウクライナ軍 - Sputnik 日本, 1920, 08.05.2023
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ロシアの滑空爆弾により、ウクライナは反転攻勢の計画の見直しを余儀なくさせた。英紙テレグラフ紙のコラムニスト、ジョー・バーンズ氏とローランド・オリファント氏がこのような見解を記した。
両氏はこのように綴っている
「ウクライナ当局者らの推定では、ロシア軍が1日に少なくとも20発の滑空爆弾を製造している。世界がウクライナ軍の反転攻勢を待つ中、ウクライナと西側のアナリストらは、滑空爆弾の使用により、土壇場になってウクライナが作戦計画を変更せざるを得ないのではないかと推測し始めた」
また両氏は、ウクライナ空軍司令部のユーリー・イグナト報道官が取材に対し、滑空爆弾は「非常に深刻な脅威」をもたらすと述べたことを挙げた。
露戦闘機 - Sputnik 日本, 1920, 06.05.2023
ロシアの航空艦隊はウクライナに対する優位性を与える=米誌
イグナト氏は「現在、敵は国境、前線、海岸線で戦闘任務を遂行するために戦術航空機を用いている。これらすべての地域で、敵は約1カ月前から集中的に滑空爆弾を使用している」と語った。
ここ数週間、ロシア空軍はUPMC(universal planning and correction module、米国のJDAM=統合直接攻撃弾のような誘導装置)を積極的に用いている。戦闘機は対空ミサイルシステムの砲火にさらされることなく、要塞地域を攻撃する能力を獲得した。
イグナト氏はこれよりも前、ロシアの滑空爆弾について「約70キロメートル飛ぶことができ、重要なインフラ施設を攻撃することができる。我々はこの種の弾薬に対抗することはできない」と語っていた。
米ミリタリー・ウォッチ・マガジン誌もまた、ウクライナ軍はロシアの滑空爆弾には抗うことはできないと評価した
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