米ホワイトハウス、第三国に収監されるロシア人を囚人交換で利用する可能性を示唆

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米ホワイトハウス、第三国に収監されるロシア人を囚人交換で利用する可能性を示唆 - Sputnik 日本, 1920, 13.05.2023
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米ホワイトハウスのジョン・カービー報道官は、12日、ロシアとの囚人交換の可能性について発言し、現在、ロシアで拘束されている元米海兵隊員のポール・ウィーラン氏の帰国に向けたさまざまな行動を模索していることを明らかにした。
カービー報道官はCNNテレビに出演した中で、「公開の協議を行う予定はないが、(こちらもロシアで収監されているウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者)エバン・ゲルシコビッチ氏とポール・ウィーラン氏が共に家族の元に戻れるよう全力を尽くしている」と語った。米国家安全保障会議の戦略広報調整官を務めるカービー氏は、ホワイトハウスは「さまざまな行動」を模索していると述べた。また、CNNが、ウィーラン氏とゲルシコビッチ氏を祖国に帰還させるために、米国が、ロシアによる特別軍事作戦開始後の対露制裁を部分的に緩和する可能性があると報じたことについて、実際、米政府にその用意があるかと問われたカービー氏は、「我々は、ロシアに対して発動したすべての制裁措置が完璧に然るべき形で実施されることを重要視している」と述べ、それについてはいかなる変更もないと強調した。また重要なのは、ウラジーミル・プーチン大統領にウクライナ侵攻に対する責任を負わせることだとも述べた。
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米国のスパイ活動を受けていた国連事務総長、「驚いてはいない」=国連報道官
ロシア連邦保安庁によれば、ポール・ウィーラン氏は、2018年12月28日にスパイ容疑で逮捕された。その後、モスクワ市裁判所はウィーラン氏に懲役16年の判決を言い渡した。一方、ウォール・ストリート・ジャーナル紙モスクワ支局の記者だったエバン・ゲルシコビッチ氏もスパイ容疑で逮捕され、ロシアで身柄を拘束されている。
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