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野党との交渉難航、米大統領が豪国とパプアニューギニアの訪問を中止=米メディア
野党との交渉難航、米大統領が豪国とパプアニューギニアの訪問を中止=米メディア
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ジョー・バイデン大統領は国債の上限額引き上げをめぐる問題が解決していないことから、G7広島サミットの後に計画していたオーストラリア、パプア・ニューギニアへの訪問を中止して直ちに帰国する。消息筋を引用してAP通信が報じた。 2023年5月17日, Sputnik 日本
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当初、バイデン大統領は17日に日本へ向けて出発し、サミット後はオーストラリアとパプア・ニューギニアを訪問するはずだった。オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、バイデン大統領が予定を変更したことにより、豪シドニーで開催予定のクアッド(日米豪印4カ国)首脳会議は中止となったと発表した。その代わり、クアッドの首脳らは、広島で開催されるG7首脳会議の枠組みで会談する可能性が高い。野党・共和党のケヴィン・マッカーシー下院議長によると、ホワイトハウスと連邦議会は国債上限額の引き上げをめぐる問題について、依然として合意には遠いという。バイデン大統領と2度目の会談を終えた後にマッカーシー下院議長が表明した。ただし、問題解決の最終期限としていた今週末までには合意に達する可能性があるとのこと。一方、ホワイトハウスの発表によると、バイデン大統領はこの問題について「実に多くの作業」が控えているとしつつ、 問題解決についてはポジティブに捉えているとのこと。米財務省は1月、31兆3810億ドルに達したとされる国の債務上限について、「特別措置」を開始すると議会に通告した。米政権は議会に無条件での上限引き上げを求めているが、野党・共和党が多数派を占める下院は連邦政府の支出削減をこの措置と結びつけている。イエレン米財務長官は1日、議会に宛てた書簡の中で、議会が債務上限を引き上げなかった場合、早ければ6月1日に政府の債務支払いを完全履行できなくなる可能性があると警告した。関連ニュース
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野党との交渉難航、米大統領が豪国とパプアニューギニアの訪問を中止=米メディア
2023年5月17日, 07:54 (更新: 2023年5月17日, 13:59) ジョー・バイデン大統領は国債の上限額引き上げをめぐる問題が解決していないことから、G7広島サミットの後に計画していたオーストラリア、パプア・ニューギニアへの訪問を中止して直ちに帰国する。消息筋を引用してAP通信が報じた。
当初、バイデン大統領は17日に日本へ向けて出発し、サミット後はオーストラリアとパプア・ニューギニアを訪問するはずだった。
オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、バイデン大統領が予定を変更したことにより、豪シドニーで
開催予定のクアッド(日米豪印4カ国)首脳会議は中止となったと発表した。その代わり、クアッドの首脳らは、広島で開催されるG7首脳会議の枠組みで会談する可能性が高い。
野党・共和党のケヴィン・マッカーシー下院議長によると、ホワイトハウスと連邦議会は国債上限額の引き上げをめぐる問題について、依然として合意には遠いという。バイデン大統領と2度目の会談を終えた後にマッカーシー下院議長が表明した。ただし、問題解決の最終期限としていた今週末までには合意に達する可能性があるとのこと。
一方、ホワイトハウスの発表によると、バイデン大統領はこの問題について「実に多くの作業」が控えているとしつつ、 問題解決についてはポジティブに捉えているとのこと。
米財務省は1月、31兆3810億ドルに達したとされる国の債務上限について、「特別措置」を開始すると議会に通告した。米政権は議会に無条件での上限引き上げを求めているが、野党・共和党が多数派を占める下院は連邦政府の支出削減をこの措置と結びつけている。
イエレン米財務長官は1日、議会に宛てた書簡の中で、議会が債務上限を引き上げなかった場合、早ければ6月1日に政府の債務支払いを完全履行できなくなる可能性があると
警告した。