https://sputniknews.jp/20230520/--16038832.html
「足りないのは太陽だけ!」 米国の教授が水中で過ごした時間の新記録を達成
「足りないのは太陽だけ!」 米国の教授が水中で過ごした時間の新記録を達成
Sputnik 日本
南フロリダ大学のジョセフ・ディトゥリ教授が、水中で過ごした時間の新記録を達成した。同氏は、キーラーゴ島の水深10メートルの入江にあるスキューバダイビング用の水中ホテルで生活している。ガーディアン紙が報じた。 2023年5月20日, Sputnik 日本
2023-05-20T04:00+0900
2023-05-20T04:00+0900
2023-05-20T04:00+0900
米国
びっくり
it・科学
研究
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/05/14/16039007_0:0:1440:810_1920x0_80_0_0_2f2cef9c87fa655dca72cedfa79a72fa.jpg
同紙によると、以前この水中ホテルでテネシー州の教授2人が74日間生活した。ディトゥリ氏は2023年3月1日から水中生活を開始。すでに74日間以上を水中で過ごし、新たな記録に向かっている。同氏は6月9日まで水中で生活する予定。つまり水中100日生活に挑んでいる。「深海博士」としても知られるディトゥリ氏は、たんぱく質を多く含む食品を好んでいる。同氏は、電子レンジで卵や魚を調理する。また、エキスパンダーを使ってトレーニングし、腕立て伏せをし、1時間昼寝をするのが毎日の日課となっている。ガーディアン紙によると、スキューバダイビング用の水中ホテルでは、潜水艦のような高い気圧に適応するための技術が使用されていない。同紙は、ディトゥリ氏は大学で研究をする前、米海軍に勤務していたと報じている。ディトゥリ氏は、水中で一連の課題に取り組み、教師の仕事も続けている。バイオ医工学を専門とする同氏は、医学および海洋学の研究を行っており、常に気圧が高い環境での生活が人体にどのような影響を与えるかを身をもって実験している。しかし、大学での海洋学に関するオンライン講座とバイオ医工学に関する授業も続けているという。ディトゥリ氏は「私が水中で過ごす意味は、人間がどのようにして海底に定住し、そこで快適に暮らし、同時に環境にも配慮できるかを理解することにある」と述べている。ガーディアン紙によると、ディトゥリ氏は水中生活に満足しているが、1つだけ足りないものがあるという。同氏は「太陽が足りない。太陽は常に私の人生の重要な要素だった。朝5時にジムへ行き、そこへ向かう途中または帰る途中に日の出を満喫していた」と語っている。スプートニク通信は先に、スペイン人の女性が洞窟の中で500日間1人で生活し、ギネス世界記録に認定されたと報じた。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20230321/100-15367648.html
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/05/14/16039007_0:0:1080:810_1920x0_80_0_0_b9699b08b7c0a12bfc175ce40952fee2.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
米国, びっくり, 研究
「足りないのは太陽だけ!」 米国の教授が水中で過ごした時間の新記録を達成
南フロリダ大学のジョセフ・ディトゥリ教授が、水中で過ごした時間の新記録を達成した。同氏は、キーラーゴ島の水深10メートルの入江にあるスキューバダイビング用の水中ホテルで生活している。ガーディアン紙が報じた。
同紙によると、以前この水中ホテルでテネシー州の教授2人が74日間生活した。ディトゥリ氏は2023年3月1日から水中生活を開始。すでに74日間以上を水中で過ごし、新たな記録に向かっている。同氏は6月9日まで水中で生活する予定。つまり水中100日生活に挑んでいる。
「
深海博士」としても知られるディトゥリ氏は、たんぱく質を多く含む食品を好んでいる。同氏は、電子レンジで卵や魚を調理する。また、エキスパンダーを使ってトレーニングし、腕立て伏せをし、1時間昼寝をするのが毎日の日課となっている。
ガーディアン紙によると、スキューバダイビング用の水中ホテルでは、潜水艦のような高い気圧に適応するための技術が使用されていない。同紙は、ディトゥリ氏は大学で研究をする前、米海軍に勤務していたと報じている。
ディトゥリ氏は、水中で一連の課題に取り組み、教師の仕事も続けている。バイオ医工学を専門とする同氏は、医学および海洋学の研究を行っており、常に気圧が高い環境での生活が人体にどのような影響を与えるかを身をもって実験している。しかし、大学での海洋学に関するオンライン講座とバイオ医工学に関する授業も続けているという。
ディトゥリ氏は「私が水中で過ごす意味は、人間がどのようにして海底に定住し、そこで快適に暮らし、同時に環境にも配慮できるかを理解することにある」と述べている。
ガーディアン紙によると、ディトゥリ氏は水中生活に満足しているが、1つだけ足りないものがあるという。同氏は「太陽が足りない。太陽は常に私の人生の重要な要素だった。朝5時にジムへ行き、そこへ向かう途中または帰る途中に日の出を満喫していた」と語っている。
スプートニク通信は先に、スペイン人の女性が
洞窟の中で500日間1人で生活し、ギネス世界記録に認定されたと報じた。