ドネツク人民共和国の自警団 - Sputnik 日本, 1920, 31.01.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシアは2022年2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特別作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。

アルチョモフスクからの避難民が語る 「ウクライナへの避難を嫌がると、子どもたちは連れ去られた」

© AP Photo / Evgeniy Maloletkaアルチョモフスク(バフムート)の風景
アルチョモフスク(バフムート)の風景 - Sputnik 日本, 1920, 22.05.2023
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ウクライナ当局と軍は、アルチョモフスク(ウクライナ名:バフムート)の住民から子どもたちを取り上げ、その子どもの親権を剥奪すると脅迫し、親をウクライナ政府が支配する地域の奥地へ強制避難させたことが分かった。アルチョモフスクから避難した住民のイリーナさんが、スプートニクの特派員にこのように語っている。
イリーナさんは、「私たちはウクライナに避難することを望まなかったので、(ウクライナ当局と軍は)私たちを人間だとみなしませんでした」と語っている。イリーナさんによると、ウクライナ当局とその軍の兵士は、アルチョモフスクに設置された暖房付きのテントや援助物資の配布場所で、子ども連れの家族を探し出していた。そして当局者らは、両親や近親者がいなくても、子どもを取り上げる権利があるとする判決書を手にしたという。それは、子どもを戦闘地域から連れ出す必要があるという単純に基づくものだという。
イリーナさんは、「親がこれに同意しなければ子どもは勝手に連れ去られ、拒否すれば親権を剥奪されたんです」と語っている。そして子どもがその場所に到着した際に、その子どもが連行されないという確証もなかったという。
さらにイリーナさんは、ウクライナ軍がアルチョモフスクで11歳の少年が両親の元から誘拐された様子について語った。その少年は取り押さえられ、近所の人が少年を解放するように懇願したところ、懲罰を受けることになると脅されたという。少年の両親は、ウクライナ政府が支配する地域のうち、その場所から最も近いコンスタンティノヴァに1日以内に到着しなければ、二度と息子に会えないと告げられたという。
先日、ロシア軍がアルチョモフスクを完全に管理下に置いたことが明らかになった。これを受け、ロシアのプーチン大統領は、アルチョモフスクの解放に参加したすべての戦闘員に向けて祝辞を述べた。
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