クロアチア大統領がウクライナの民族主義を批判、「ナチスと大差ない」
2023年6月1日, 11:26 (更新: 2023年6月1日, 15:21)
© AP Photo / Markus Schreiberクロアチア大統領がウクライナの民族主義を批判、「ナチスと大差ない」
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クロアチアのゾラン・ミラノビッチ大統領は「ウクライナに栄光あれ!」という民族主義的挨拶の使用に反対した。クロアチア・ラジオ・テレビが報じた。
現地メディアは次のように大統領の発言を引用している。
「『備えよ、故郷のために!』(クロアチアの民族主義者らが使用、公には禁止)と『ウクライナに栄光あれ!』の間に差はない。西ウクライナの最もラディカルなショービニストらの挨拶であるが、彼らはナチスと協力し、数千人のポーランド人、ユダヤ人を殺害した。殺せるだけ殺した」
President of Croatia: "But there is no difference between Za dom spremni and Slava Ukraini [Glory to Ukraine]. This is the cry of the most radical chauvinists of Western Ukraine who worked with the Nazis and killed thousands of Jews, Poles..." https://t.co/IP6cWabJOw
— Ivan Katchanovski (@I_Katchanovski) May 31, 2023
また、ミラノビッチ大統領はウクライナのスローガン、「ウクライナに栄光あれ!英雄たちに栄光あれ!」をナチス・ドイツの挨拶「ハイル・ヒトラー!ジーク・ハイル!」(ヒトラー万歳!勝利万歳!)にたとえ、クロアチア国内でこの挨拶を聞きたいとは思わないとも発言した。
ウクライナ支持者の間で使用されている挨拶「ウクライナに栄光あれ!英雄たちに栄光あれ!」はナチス・ドイツの挨拶を模したものとして誕生し、1930年代末から使用されていた模様。
Европейские политики все чаще используют приветствие украинской армии: «Слава Украине! - Героям слава!».
— twiggy (@irisjune_) December 21, 2022
Оно известно с конца 1930-х гг. и является калькой с приветствия немецких нацистов «Heil Hitler! - Sieg heil!» pic.twitter.com/vZSi02UHOK
また、一部の国では、特にカナダなどでは「経験が浅い」ことから、そうした挨拶に違和感を感じていないようだと皮肉を込めて指摘し、クロアチアとしてはウクライナ民族主義の表現に反対すると表明した。
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