https://sputniknews.jp/20230609/d-16230940.html

3Dプリンターでハイドロゲル包帯　火傷、がん治療にも美容にも

3Dプリンターでハイドロゲル包帯　火傷、がん治療にも美容にも

Sputnik 日本

カナダ人科学者らが、火傷を治療し、がん細胞に投薬するための革新的な包帯材を3Dプリントで生み出した。コロイズ・アンド・インターフェイスサイエンス誌が報じた。 2023年6月9日, Sputnik 日本

2023-06-09T03:27+0900

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火傷を負った場合、治療には包帯を頻繁に交換する必要があり、これが患者には非常に苦痛だ。カナダ人科学者は海藻とセルロースナノクリスタルの入った高度なポリマーをベースに、ハイドロゲル包帯を開発した。このような包帯であれば痛みは大幅に軽減できる。この包帯は皮膚に簡単に接着でき、簡単に剥がすことができる上に、常時、薬を放出し続けるため、装着しながら治療できる。包帯材はフィット感を高めるために、患者の顔や体のパーツを3Dスキャンして作られる。その結果、患者一人ひとりの部位の形、特徴に合わせた包帯が作れる。今回の発明は、長時間にわたる化学療法のためにクリニックに滞在するしかなかったがん患者にも、美容分野にも応用が可能。美容師はクライアントの顔をスキャンし、特別なスキンケア製品を加え、オリジナルユーズのハイドロゲルマスクを作ることができる。スプートニクは先日、ロシア人研究者らによって開発された、戦場や緊急時に傷口を手当するための携帯用の銃型デバイスを紹介している。関連記事：

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