米国の制裁乱発は自国に有害=マスコミ

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米国が他国に対して発動する制裁は以前は効果を発揮しえたかもしれないが、現在は目的が曖昧であまりに野望が大きすぎることと、発動機関が長すぎるために世界から支持されていない。戦争史の専門家のマック・ブーツ評論員はワシントンポスト紙に寄稿した中でこうした見解を表した。
ブーツ氏は米財務省の発表を引用し、米国が2021年末の段階での発動していた制裁は9421の組織と個人を対象にしており、その数が20年の間にほぼ9倍に増大した事実を指摘している。
制裁対象の数は2023年の年頭でおよそ1万2000件まで膨れ上がっている。
ブーツ氏は米国の制裁は効果を発揮していないと指摘し、制裁が乱発されるために米国の貿易パートナーらはすでに他の相手国や米ドルに代わる決済方法を探し始めており、このために米国の地政学的、経済的影響力は損なわれかねないと指摘している。
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ブーツ氏はキューバ、ベネズエラ、北朝鮮、ミャンマー、シリア、ニカラグア、イエメン、イランに対して発動された米国の制裁はどれも効果をもたらさなかったとし、「これは、制裁を完全に廃止した方がよいという論拠になるものではなく、時に制裁以外の方策がない場合もあるものの、米国は制裁発動にはもっと慎重に熟慮すべきだ」とする見解を表している。
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