https://sputniknews.jp/20230628/iosandroidai-16389231.html
iOS対Android グーグル開発のAI「ライバルのアップル製の方が好き」
iOS対Android グーグル開発のAI「ライバルのアップル製の方が好き」
Sputnik 日本
人工知能(AI)はときに、正直すぎて人々を驚かせることがある。グーグルが開発したAIチャットボット「グーグルバード」がこのごろ、同社のオペレーティングシステム「Android」よりライバルであるアップル社の「iOS」を好むことが明らかになった。情報ポータル「AppleInsider」が伝えている。 2023年6月28日, Sputnik 日本
2023-06-28T17:36+0900
2023-06-28T17:36+0900
2023-06-28T22:45+0900
it・科学
apple
google
スマホ
テック&サイエンス
米国
社会
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/451/96/4519639_0:98:1920:1178_1920x0_80_0_0_21954d8f6ff854faadd70b4ebc7fe56d.jpg
ユーザーがiOSとAndroidのどちらを好むかという質問をしてみると、グーグルバードは次のように答えたという。グーグルバードの「意見」によると、iOSの強みはスムーズなユーザーインターフェースや他のアップル製品との統合・連携性が高いことのほか、ソフトウェアアップデートがより頻繁で、全体的にセキュリティレベルが高いこととなっている。一方、Androidの強みとしては、端末がより安価で、アプリの選択肢が多く、ユーザー自身によるカスタマイズの幅が広いことなどが挙げられている。一方、米オープンAI社の「ChatGPT」やマイクロソフトの「Bing AI」に同じ質問をしても、特に好みについては回答がなかったという。チャットボットは自らの意見を持つことはなく、その「思考」はネットワーク世界にある膨大な情報に基づいている。つまりグーグルバードは、アップル製品の愛用者のコメントやレビューを見つけて回答を作成したことになる。もちろん、人によって評価は異なるため、どちらのOSが優れていると一概にいうことはできない。AppleInsiderはそもそも、iPhoneやアップル製品に関する情報やニュースを配信しているサイトであるため、アップル寄りの意見を反映しているという指摘もあろう。それでも、記事の最後には「どちらを選択するのは個人のニーズと好みによって異なります」と注意書きがある。アウンコンサルティングが公表したデータによると、2021年12月~2022年12月の日本でのスマートフォン用OSシェアは、iOSが67.11パーセント、Androidが32.76パーセントとなっている。米国や英国、カナダといった英語圏の国々ではiOSが5割強~6割弱とやや優勢となっている。一方、中国や韓国のほか新興国ではAndroidの割合が高く、調査対象となった世界40カ国全体ではAndroidが約72パーセント、iOSが約27パーセントとなっている。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20230216/10-14972775.html
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/451/96/4519639_110:0:1811:1276_1920x0_80_0_0_d89fd87a89d21292f150de8a4e070683.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
apple, google, スマホ, テック&サイエンス, 米国, 社会
apple, google, スマホ, テック&サイエンス, 米国, 社会
iOS対Android グーグル開発のAI「ライバルのアップル製の方が好き」
2023年6月28日, 17:36 (更新: 2023年6月28日, 22:45) 人工知能(AI)はときに、正直すぎて人々を驚かせることがある。グーグルが開発したAIチャットボット「グーグルバード」がこのごろ、同社のオペレーティングシステム「Android」よりライバルであるアップル社の「iOS」を好むことが明らかになった。情報ポータル「AppleInsider」が伝えている。
ユーザーがiOSとAndroidのどちらを好むかという質問をしてみると、グーグルバードは次のように答えたという。
「私はiOSの方が好きですが、どちらのオペレーティングシステムにも強みと弱点があります」
グーグルバードの「意見」によると、iOSの強みはスムーズなユーザーインターフェースや他のアップル製品との統合・連携性が高いことのほか、ソフトウェアアップデートがより頻繁で、全体的にセキュリティレベルが高いこととなっている。一方、Androidの強みとしては、端末がより安価で、アプリの選択肢が多く、ユーザー自身によるカスタマイズの幅が広いことなどが挙げられている。
一方、米オープンAI社の「ChatGPT」やマイクロソフトの「Bing AI」に同じ質問をしても、特に好みについては回答がなかったという。
チャットボットは自らの意見を持つことはなく、その「思考」はネットワーク世界にある膨大な情報に基づいている。つまりグーグルバードは、アップル製品の愛用者のコメントやレビューを見つけて回答を作成したことになる。
もちろん、人によって評価は異なるため、どちらのOSが優れていると一概にいうことはできない。AppleInsiderはそもそも、iPhoneやアップル製品に関する情報やニュースを配信しているサイトであるため、アップル寄りの意見を反映しているという指摘もあろう。それでも、記事の最後には「どちらを選択するのは個人のニーズと好みによって異なります」と注意書きがある。
アウンコンサルティングが公表したデータによると、2021年12月~2022年12月の日本でのスマートフォン用
OSシェアは、iOSが67.11パーセント、Androidが32.76パーセントとなっている。米国や英国、カナダといった英語圏の国々ではiOSが5割強~6割弱とやや優勢となっている。一方、中国や韓国のほか新興国ではAndroidの割合が高く、調査対象となった世界40カ国全体ではAndroidが約72パーセント、iOSが約27パーセントとなっている。