https://sputniknews.jp/20230629/16400385.html

「ワグネルは特別軍事作戦に参加せず、資金提供もされない」武装反乱の前にプリゴジン代表に通達されていた＝議員

「ワグネルは特別軍事作戦に参加せず、資金提供もされない」武装反乱の前にプリゴジン代表に通達されていた＝議員

Sputnik 日本

ロシア下院国防委員会のカルタポロフ委員長は29日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」のプリゴジン代表はロシア国防省と契約を結ばなかったとし、今後ワグネルは特別軍事作戦に参加しないため、資金提供が打ち切られると6月24日の武装反乱の前にプリゴジン代表に伝えられていたことを明らかにした。 2023年6月29日, Sputnik 日本

2023-06-29T19:58+0900

2023-06-29T19:58+0900

2023-06-29T23:56+0900

ロシア

政治

ロシア国防省

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/06/1d/16400983_0:265:3072:1993_1920x0_80_0_0_1489ebb3dfe5c81070918cc73c63a06d.jpg

カルタポロフ氏によると、戦闘任務を遂行しているワグネルのようなすべての部隊が国防省と契約を結んだが、プリゴジン代表だけが契約に応じなかった。6月24日にかけての深夜、民間軍事会社「ワグネル」の部隊はロストフ・ナ・ドヌーにあるロシア軍南部軍管区司令部を占拠した。「ワグネル」のこの行動は、ロシア軍がワグネル陣営に対してミサイル攻撃を行ったとするエフゲニー・プリゴジン代表の主張に基づいて開始されたが、ロシア国防省とロシア連邦保安庁は、攻撃の情報は事実無根と否定した。ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領がプーチン大統領との合意を受けて、同24日を徹してプリゴジン氏と交渉した結果、武装反乱は阻止された。最終的に、プリゴジン氏はベラルーシへの出国に同意。反乱に加わらなかった「ワグネル」戦闘員らには露国防省との契約が提示され、その他の戦闘員にも責任追及は行われないことになった。関連記事

2023

ニュース

jp_JP

ロシア, 政治, ロシア国防省