スーツ姿で山登り、自社製品をPR 日本のテーラーがSNSで話題に

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スーツ姿で山登り、自社製品をPR 日本のテーラーがSNSで話題に - Sputnik 日本, 1920, 29.06.2023
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スーツにネクタイ姿で登山し、自社製品の宣伝をする日本のテーラーが、SNS上で話題となっている。
ビジネスバッグを片手に標高2899メートルの赤岳を登るのは、フルオーダースーツを提供する「オーダースーツSADA」の佐田展隆社長。自社自慢のスーツをPRするため、スーツを着たまま登頂から下山までこなす。
佐田社長はこの日、通常の装備で登山に臨む人々も驚くほど軽快に登り進め、見事登頂に成功した。
同社のスーツは水を吸ってもすぐ乾き、素材の強度もほかと比べて強いのが強み。佐田社長によると、フルオーダーで体に合ったスーツを着用すれば、登山でもそれほど窮屈さを感じないという。
「オーダースーツSADA」は1923年創業。しかし佐田社長が経営を引き継いだ当時は売り上げも少なく、多額の負債を抱えていたという。そこで、ものが良くてもPRをしなければ意味がないと悟り、スーツ登山を始めるようになった。

「(会社は)いいものづくりをしてたんですが、デフレの日本だと認められず、買い叩かれて卸先に出ていました。ちゃんと自分でいいものなんですよって自分でPRして小売をやれば、うちの会社はもっと良い会社になるはずだという思いがありました」

現在、同社は日本全国に最大48店舗を展開し、年間11万着のオーダースーツを販売している。
また、佐田社長は登山以外にもスキージャンプやマラソン、スキューバダイビングなどをスーツ姿で挑戦したという。
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