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日本国民「月30万で生活してみろ」 議員所得の平均2156万円、岸田首相は党首トップに
日本国民「月30万で生活してみろ」 議員所得の平均2156万円、岸田首相は党首トップに
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衆参両院は3日、2022年の国会議員の所得を公開した。衆参両院の平均は2156万円で、昨年より99万円低くなった。一方、インターネット上では「それでもまだ高所得」「もらいすぎ」と国民からの批判の声があがる。 2023年7月3日, Sputnik 日本
2023-07-03T14:54+0900
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毎日新聞などによると、衆議院と参議院の議員の平均所得は、それぞれ2215万円、2016万円だった。全体では昨年より99万円低い2156万円と、4年連続の減少となった。ランキングの上位10位は次のようになっている。また、党首別では自民党総裁の岸田文雄首相が3864万円でトップに。国会議員の歳費と総理大臣の給与などをあわせた3782万円に加え、原稿料などの雑所得が82万円となっている。また、共産主義者である志位和夫・日本共産党委員長が2位にランクインしているのも、滑稽である。注意しなくてはいけないのは「平均」という数字のトリックだ。前回12億9261万円を報告した元栄太一郎氏が、昨年7月の参議院議員選挙に出馬しなかったことなどから、平均を大きく引き下げることにつながった。99万円減少といえど、身を切る改革があったわけではない。むしろ、新型コロナ禍を踏まえ2割削減されていた歳費が昨年8月から満額支給(129万4000円)となるなど、議員活動に係る所得は増えている。国会議員の所得公開は、議員歳費だけでなく株式配当やそのほかの雑所得などをあわせた総額となっている。一方、毎月100万円が支給される「旧文通費」は非課税のため、報告の対象外。国民からは白い目もちろん、所得が低ければ低いほど良く、高い議員は「悪い政治家」と一概にはいえない。だが、このニュースを耳にした日本国民からは「それでもまだ高い」「国民の平均所得とは大きな乖離がある」と批判的な声があがる。インターネット上のコメント欄には次のような意見がみられる。指摘はもっともだ。最低月収が100万円を超える人々が、卵1パックの値段が300円を超え、ガソリン価格が160~170円辺りで高止まりしていても、何が困るのかを想像するのは難しいだろう。一部では「公約も実現出来てないのにお金貰えるのは純粋に羨ましい」と皮肉めいたコメントもあった。また、「ウクライナのダム決壊にはすぐに多額の支援を決めたのに少子化には財源がないとか意味わからん」と「世界のATM」として機能しながら国民を搾る日本政府のお金の使い道にも憤りの声が上がった。さらに、「国会議員の年収は日本の平均年収の2倍を上限にすれば良い。それなら賃上げ、少子化対策、企業の売上後押しを促進したり、色々本気するでしょう」と所得制限を提案する人もいた。関連ニュース
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日本国民「月30万で生活してみろ」 議員所得の平均2156万円、岸田首相は党首トップに
2023年7月3日, 14:54 (更新: 2023年7月3日, 22:41) 衆参両院は3日、2022年の国会議員の所得を公開した。衆参両院の平均は2156万円で、昨年より99万円低くなった。一方、インターネット上では「それでもまだ高所得」「もらいすぎ」と国民からの批判の声があがる。
毎日新聞などによると、衆議院と参議院の議員の平均所得は、それぞれ2215万円、2016万円だった。全体では昨年より99万円低い
2156万円と、4年連続の減少となった。ランキングの上位10位は次のようになっている。
国会議員の所得ランキング トップ10
順位 | 議員名(敬称略) | 所属政党 | 2022年の所得 |
1 | 中西健治 | 自民党 | 1億4730万円 |
2 | 伊藤忠彦 | 自民党 | 1億2003万円 |
3 | 逢沢一郎 | 自民党 | 9689万円 |
4 | 新谷正義 | 自民党 | 8962万円 |
5 | 松木謙公 | 立憲民主 | 8326万円 |
6 | 中村喜四郎 | 立憲民主 | 7238万円 |
7 | 古川俊治 | 自民党 | 5958万円 |
8 | 鈴木義弘 | 国民民主 | 5879万円 |
9 | 野田聖子 | 自民党 | 5795万円 |
10 | 世耕弘成 | 自民党 | 5767万円 |
また、党首別では自民党総裁の岸田文雄首相が3864万円でトップに。国会議員の歳費と総理大臣の給与などをあわせた3782万円に加え、原稿料などの雑所得が82万円となっている。また、共産主義者である志位和夫・日本共産党委員長が2位にランクインしているのも、滑稽である。
各党代表、所得ランキング
順位 | 氏名(敬称略) | 政党 | 2022年の所得 |
1 | 岸田文雄 | 自民党 | 3864万円 |
2 | 志位和夫 | 共産党 | 2051万円 |
3 | 山口那津男 | 公明党 | 1930万円 |
4 | 玉木雄一郎 | 国民民主 | 1905万円 |
5 | 泉健太 | 立憲民主 | 1847万円 |
6 | 馬場伸幸 | 日本維新の会 | 1833万円 |
7 | 福島瑞穂 | 社会民主 | 1820万円 |
注意しなくてはいけないのは「平均」という数字のトリックだ。前回12億9261万円を報告した
元栄太一郎氏が、昨年7月の参議院議員選挙に出馬しなかったことなどから、平均を大きく引き下げることにつながった。99万円減少といえど、身を切る改革があったわけではない。むしろ、新型コロナ禍を踏まえ2割削減されていた歳費が昨年8月から満額支給(129万4000円)となるなど、議員活動に係る所得は増えている。
国会議員の所得公開は、議員歳費だけでなく株式配当やそのほかの雑所得などをあわせた総額となっている。一方、毎月100万円が支給される「旧文通費」は非課税のため、報告の対象外。
もちろん、所得が低ければ低いほど良く、高い議員は「悪い政治家」と一概にはいえない。だが、このニュースを耳にした日本国民からは「それでもまだ高い」「国民の平均所得とは大きな乖離がある」と批判的な声があがる。
インターネット上の
コメント欄には次のような意見がみられる。
「国民は働いても税金など沢山引かれて苦しい状況なのに、国会議員は給料やボーナスや他色々貰っている。国民の事を思い、国会議員も給料などを減らそうと考えている人はいないものなのか!」
「本当に仕事をしている国会議員であれば収入が高くても良いけど、居眠りしている一部議員の姿などを見てしまうと、ちょっとあり得ない」
指摘はもっともだ。最低月収が100万円を超える人々が、
卵1パックの値段が300円を超え、
ガソリン価格が160~170円辺りで高止まりしていても、何が困るのかを想像するのは難しいだろう。
一部では「公約も実現出来てないのにお金貰えるのは純粋に羨ましい」と皮肉めいたコメントもあった。また、「ウクライナのダム決壊にはすぐに
多額の支援を決めたのに少子化には財源がないとか意味わからん」と
「世界のATM」として機能しながら国民を搾る日本政府のお金の使い道にも憤りの声が上がった。
さらに、「国会議員の年収は日本の平均年収の2倍を上限にすれば良い。それなら賃上げ、少子化対策、企業の売上後押しを促進したり、色々本気するでしょう」と所得制限を提案する人もいた。