モスクワ郊外の光学機器工場で爆発

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目撃者が撮影した写真 - Sputnik 日本, 1920, 09.08.2023
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9日、モスクワ郊外のセルギエフ・ポサドの光学機器工場で大きな爆発があった。消防当局が発表した。暫定情報として、原因は「技術的プロセスにおける違反」とみられている。これまでに少なくとも56人の負傷が確認され、そのうち6人が重体となっている。
モスクワ州のアンドレイ・ボロビヨフ知事によると、爆発を受け工場では従業員らに対し総員退避が発令された。現場周辺には治安当局も到着している。
インターネット上に投稿された写真や映像からは、爆発に伴い空高くあがったキノコ雲の様子が確認できる。
爆発があったザゴルスク光学機器工場では、様々な先端機器の開発と生産を行っていた。公式サイトの製品カタログでは医療用機器、除細動器、双眼鏡などが確認できる。
爆発があった工場敷地内の倉庫は、「ピロロス」という別会社が賃借していた。この会社は4月以降、露法人登記簿に破産企業として登録されていた。倉庫ではパイロテクニクス(工業用火薬類などの火工品の総称)が保管されていたという。
連邦捜査委員会は刑事事件として捜査を開始。安全管理に問題があったとみて調べを進める。
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