ロシア軍は欧米の対空防衛システムに弾を浪費させ、自滅に追いやる=米マスコミ 

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ロシア軍 - Sputnik 日本, 1920, 16.08.2023
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ウクライナの対空防衛システムはロシア軍の攻撃で疲弊しきっている。ニューズウィーク誌は、今週、オデッサ近郊でロシアのミサイルを必死で迎撃しようとする独製のゲパルト自走対空砲をとらえたビデオを一例に引いて、こう報じた。
ニューズウィークによれば、ビデオに写っているのは独製のゲパルト自走対空砲。雨あられと降るロシアの砲弾を迎撃しようとするあまり、予備のミサイルを使い果たしているのがわかる。
ニューズウィークは、インターネットに掲載された動画がフェイクではないことを立証するのは難しいと書いている。だが、軍事専門家のデイヴィッド・ヘムブリング氏は、動画に写っているのは間違いなくオデッサ近郊でロシア軍の攻撃をかわそうしているゲパルト自走対空砲だと確証している。
同様のケースは米国の地対空ミサイル「パトリオット」でも見られている。元米海兵隊情報将校のスコット・リッター氏は、YouTubeチャンネル「ゲゲンポール」からのインタビューに対して、ロシア軍はパトリオットにミサイルの予備を使い果たさせ、予備が切れた段階で破壊する戦法を取っていると語っている。
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リッター氏によれば、パトリオットには発生した脅威に対応する自動照準システムもミサイルの自動発射システムもある。ロシア軍はこのアルゴリズムを逆手にとって、パトリオットに予備のミサイルをすべて浪費させるように仕向けている。
リッター氏は、この戦法のおかげで米国の対空ミサイルシステムにも、それが防衛していたはずの戦略的目的にも何の障害もなく攻撃が行われていると指摘している。
リッター氏はまた、欧米には気楽にウクライナに供給し続けることのできるような、こうした機器はすでにあまり残っていないと語っている。
スプートニクは、ウクライナ軍の車両を破壊している有効な武器について、あるNATOの将校の見解を報じた。
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