https://sputniknews.jp/20230915/17095847.html
ドイツのインテル工場建設予定地で古代集落が見つかる
ドイツのインテル工場建設予定地で古代集落が見つかる
Sputnik 日本
ドイツの考古学チームが、同国の米インテルの半導体工場建設予定地で約4500年前の大規模な集落を発見した。ドイツ誌シュピーゲルが報じた。 2023年9月15日, Sputnik 日本
2023-09-15T09:54+0900
2023-09-15T09:54+0900
2023-09-18T23:16+0900
ドイツ
it・科学
考古学
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/09/12/17139310_0:55:1049:645_1920x0_80_0_0_c7f13fd53c615be2418aa34a1ec41f93.jpg
考古学チームは、インテルが工場を建設するマクデブルク市の敷地で50以上の建物の残骸を発見した。建物は、北ドイツとスカンジナビアの特徴である楕円形をしていた。大半の住宅は長さ10メートル、幅4メートルだったが、1つの建物は長さ15メートル、幅5メートルだった。プロジェクトの責任者を務めるスザンヌ・フリードリッヒ氏は記者団に対し、発掘調査の過程で100〜200棟の住宅が発見され、集落の面積は300ヘクタールに拡大する可能性があると語った。また考古学チームは、1300年前の男性の墓も発見した。この男性の右太ももにはナイフが刺さっていた。墓には金属製の鞘先、ベルトのバックル、中世の戦士のマントの留め具(青銅)の残骸も残っていたという。考古学チームは、歴史的発見の規模から、半導体工場の建設は延期または中止される可能性があると考えている。なお、そうでない場合、古代集落は破壊されるおそれがあるという。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20230914/17090304.html
ドイツ
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/09/12/17139310_58:0:990:699_1920x0_80_0_0_ffa57b20fb10f4e41ce1a414180cc41e.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ドイツ, 考古学
ドイツのインテル工場建設予定地で古代集落が見つかる
2023年9月15日, 09:54 (更新: 2023年9月18日, 23:16) ドイツの考古学チームが、同国の米インテルの半導体工場建設予定地で約4500年前の大規模な集落を発見した。ドイツ誌シュピーゲルが報じた。
考古学チームは、インテルが工場を建設するマクデブルク市の敷地で
50以上の建物の残骸を発見した。建物は、北ドイツとスカンジナビアの特徴である楕円形をしていた。大半の住宅は長さ10メートル、幅4メートルだったが、1つの建物は長さ15メートル、幅5メートルだった。
プロジェクトの責任者を務めるスザンヌ・フリードリッヒ氏は記者団に対し、発掘調査の過程で100〜200棟の住宅が発見され、集落の面積は300ヘクタールに拡大する可能性があると語った。
また考古学チームは、1300年前の男性の墓も発見した。この男性の右太ももにはナイフが刺さっていた。墓には金属製の鞘先、ベルトのバックル、中世の戦士のマントの留め具(青銅)の残骸も残っていたという。
考古学チームは、歴史的発見の規模から、半導体工場の建設は延期または中止される可能性があると考えている。なお、そうでない場合、古代集落は破壊されるおそれがあるという。