【図説】係争地ナゴルノ・カラバフの状況

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アゼルバイジャン国防省は19日、アルメニアとの係争地域であるナゴルノ・カラバフで、駐留するアルメニア軍の武装解除などを目的とした「対テロ作戦」を開始すると発表した。ロシア外務省は両国に対し、外交的解決の道に戻るよう強く求めている。ナゴルノ・カラバフをめぐる位置関係について、スプートニクがインフォグラフィックで示した。
現時点で分かっていることについては、こちらの記事をお読みください。
アルメニアとアゼルバイジャンの国境に位置するナゴルノ・カラバフの状況は2020年9月に緊迫化。紛争地域で活発な戦闘が繰り広げられ、両国とも民間人を含む死傷者が出た。
この地をめぐる紛争は、ナゴルノ・カラバフ自治州が1988年2月にアゼルバイジャン・ソビエト社会主義共和国からの離脱を表明したことから始まった。1992年以降、ロシア、米国、フランスの三ヶ国が共同議長を務めるOSCEミンスク・グループの枠組みの中で同紛争の平和的解決に向けた交渉が行われてきた。
19世紀から現在まで、ナゴルノ・カラバフ住民の8割以上がアルメニア人となっている。
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