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もう運動しないでもいいの？　フィットネスを代替する新薬が開発

もう運動しないでもいいの？　フィットネスを代替する新薬が開発

Sputnik 日本

米フロリダ大学が、運動効果を模倣した新薬を開発し、テストした。このサプリメントは代謝も促進し、持久力を増加させることができる。SciTechDailyが報じた。 2023年9月27日, Sputnik 日本

2023-09-27T13:03+0900

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新薬SLU-PP-332は「運動シミュラント」と呼ばれる分類に属する薬で、骨格筋を運動時と同じように働かせることができる。サプリメントは肥満の実験用マウスですでにテスト済。マウスを2つのグループに分け、一方のグループにはSLU-PP-332を1日2回注射し、もう一方の対照グループにはSLU-PP-332は注射しなかった。1ヵ月後、最初のグループのマウスは餌に含有されるカロリーが対照グループのネズミと同様に高いままだったにもかかわらず、体重は12％減少した。さらに、SLU-PP-332は持久力の増強にも効果を発揮した。SLU-PP-332を投与された正常体重のマウスは、投与されなかったマウスより45％長い距離を走ることができた。研究者たちは、これまでのところ、この薬による重篤な副作用は引き起こされておらず、次のステップとしてはSLU-PP-332を改良し、人間を対象とするテストに移る前に錠剤の開発を望んでいる。実験の著者らは、将来SLU-PP-332はメタボリックシンドローム患者の減量プロセスを促進し、激しい運動ができなくなった高齢者の筋肉量減少速度を緩和できると考えている。関連ニュース

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