紛争激化の全責任はイスラエルの占領政策にあり=カタール外務省
2023年10月8日, 10:33 (更新: 2023年10月9日, 16:25)
© AP Photo / Ohad Zwigenberg紛争激化の全責任はイスラエルの占領政策にあり=カタール外務省
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カタール外務省は声明を発表し、パレスチナ・イスラエル紛争の激化についてはイスラエルが全責任を負っており、イスラエルがパレスチナ人の権利を絶え間なく侵害していると非難した。
カタール外務省はSNSに投稿した声明の中で「パレスチナ人が持つ権利の継続的な侵害、最近ではイスラエル警察の制圧下に置かれた聖なるアル・アクサ・モスクへの度重なる襲撃によって発生したエスカレーションの責任はイスラエルにある」と記した。
Israeli occupation forces savagely assaulted Palestinian worshippers in Bab Al-Silsila, one of the gates of occupied Jerusalem's Al-Aqsa Mosque. pic.twitter.com/vbo1VFG6ya
— PALESTINE ONLINE 🇵🇸 (@OnlinePalEng) October 1, 2023
同時に外務省はガザ地区を巡る情勢の進展に懸念を示し、あらゆる関係国に対してエスカレーションを停止し、最大限の自制を発揮するよう呼び掛けた。
You want to talk about double standards?
— Zaak 𝕏 (@BeardedZaak_) October 7, 2023
Let us remember exactly what Israel did to Palestinians at Al-Aqsa during Ramadhan pic.twitter.com/gJuA967j5L
一方、イスラエルに対しては、「目に余る国際法違反を停止し、国連安保理決議とパレスチナ人民の歴史的権利を尊重」するよう訴えた。
Statement | Qatar Expresses Concern over the Developments in Gaza Strip and Calls for De-escalation#MOFAQatar pic.twitter.com/QtoyaFDnRw
— Ministry of Foreign Affairs - Qatar (@MofaQatar_EN) October 7, 2023
カタールのほか、エジプト、チュニジアもパレスチナへの支持を表明し、パレスチナを実効支配するイスラエルへの抵抗運動に理解を示した。そのうえで、エルサレムを首都とするパレスチナ国建国への支持を改めて示した。
現在、エジプト、ヨルダン、サウジアラビアがパレスチナ・ガザ地区における緊張の悪化を回避するため、協議を行っている。
また、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はエジプトのサーミフ・シュクリー外相と電話会談を行い、ガザ地区に対するエスカレーションを停止し、紛争を交渉で解決に導くため協力することを確認した。エジプト側はロシア側に対し、国連安保理がパレスチナ国民の権利を保護する上での措置に責任を持つよう要請した。