【図説】4重の防衛網 イスラエルのミサイル防衛システム

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イスラエルは7日より、パレスチナ自治区ガザ地区から大規模なロケット弾攻撃を受けた。イスラエル側の発表によると3000発以上が発射され(ハマスの主張では5000発以上)、その多くが防空システム「アイアンドーム」によって迎撃されたという。同国は現在、「アイアンドーム」をはじめとする4段階のミサイル防衛システムを構築している。それぞれがどう運用されているのか、スプートニクがまとめた。
運用する防衛システムは「アイアンビーム」、「アイアンドーム」、「ダビドスリング」、「アロー」の4種類。それぞれが目標の種類に応じて稼働する。
「アイアンドーム」は可動式で、目標を探知するレーダー、制御システム、そして迎撃ミサイル「タミル」を装填したランチャー3基の全3つのユニットから構成される。
2011年から運用されている「アイアンドーム」は迎撃率9割以上を誇る防空の要として知られるが、今回のハマスによる大規模攻撃に対応しきれず、多数のミサイル弾がイスラエルの主要都市へ落下している。
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