https://sputniknews.jp/20231028/17559461.html
ロシアの研究チーム、敵に鹵獲されたドローンを破壊する方法を開発
ロシアの研究チーム、敵に鹵獲されたドローンを破壊する方法を開発
Sputnik 日本
ロシアの研究チームは、無人航空機が敵の手に渡った場合に完全に破壊する方法を開発した。発火性がある金属ナノ粒子をプラスチック製の胴体に注入する。メンデレーエフ記念ロシア化学工科大学がスプートニクに伝えた。 2023年10月28日, Sputnik 日本
2023-10-28T23:33+0900
2023-10-28T23:33+0900
2023-10-28T23:54+0900
ロシア
it・科学
軍事
テック&サイエンス
ドローン
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/0a/1c/17559603_0:170:3038:1879_1920x0_80_0_0_44bcfee43ad3fb590905db3fbd3321e9.jpg
同大学の先進高エネルギー材料ターゲット探索研究室の研究員、ドミトリー・パトリケエフ氏によると、無人航空機が敵に鹵獲された場合、電子機器を破壊するだけでは十分ではない可能性がある。この問題は、無人航空機全体またはその重要なコンポーネントを自己破壊させることで解決できる可能性があるという。なお、鹵獲時に弾薬がすでに使い果たされていた場合、弾薬を使用せずに自己破壊させる。開発者らは、無人航空機の胴体を構成するポリマープラスチックの組織に金属ナノ粒子を注入することを考案した。テルミットのように、小型のレーザーを用いて発火させることが可能だという。メンデレーエフ記念ロシア化学工科大学では、テルミットの部類に属する新しい混合物が開発された。このケイ素と酸化鉄の混合物は高温を得ることができ、燃焼時にガスを放出しない。非常に感光性が高いため、小型のレーザーで点火することができるという。関連ニュース
https://sputniknews.jp/20230818/16830317.html
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/0a/1c/17559603_154:0:2885:2048_1920x0_80_0_0_2032907b6d331c8ebd0cf41cbdb3b678.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ロシア, 軍事, テック&サイエンス, ドローン
ロシアの研究チーム、敵に鹵獲されたドローンを破壊する方法を開発
2023年10月28日, 23:33 (更新: 2023年10月28日, 23:54) ロシアの研究チームは、無人航空機が敵の手に渡った場合に完全に破壊する方法を開発した。発火性がある金属ナノ粒子をプラスチック製の胴体に注入する。メンデレーエフ記念ロシア化学工科大学がスプートニクに伝えた。
同大学の先進高エネルギー材料ターゲット探索研究室の研究員、ドミトリー・パトリケエフ氏によると、無人航空機が敵に鹵獲された場合、電子機器を破壊するだけでは十分ではない可能性がある。この問題は、無人航空機全体またはその重要なコンポーネントを自己破壊させることで解決できる可能性があるという。なお、鹵獲時に弾薬がすでに使い果たされていた場合、弾薬を使用せずに自己破壊させる。
開発者らは、無人航空機の胴体を構成するポリマープラスチックの組織に金属ナノ粒子を注入することを考案した。
テルミットのように、小型のレーザーを用いて発火させることが可能だという。
「これは無人航空機に含まれる情報を守るだけでなく、新しいタイプのカミカゼ・ドローンを生み出す可能性もある」
ドミトリー・パトリケエフ
ロシア化学工科大学の先進高エネルギー材料ターゲット探索研究室の研究員
メンデレーエフ記念ロシア化学工科大学では、テルミットの部類に属する新しい混合物が開発された。このケイ素と酸化鉄の混合物は高温を得ることができ、燃焼時にガスを放出しない。非常に感光性が高いため、小型のレーザーで点火することができるという。