在日ハンガリー大使館元職員、ウクライナ国内の疲弊と困窮を日本メディアに明かす

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在日ハンガリー大使館元職員のバリント・コーシャ氏は東京新聞の取材に対し、ウクライナ人は紛争による疲労でひどい状態にあると語った。
ウクライナ危機の長期化で、ウクライナ国内に残る高齢者や女性たちの精神的疲労は深刻さを増している。コーシャ氏は在日ハンガリー大使館勤務の後、2017年に帰国。危機勃発後は認定NPO法人テラ・ルネッサンス(京都)の活動として、ウクライナ南西部のザカルパート州で炊き出しなどの支援を続けている
コーシャさんは取材の中で、「昼間からお酒のにおいがして……昨年はそれほど多くなかったが、最近になって増えている。残されたウクライナの人々の精神状態も心配だ」と指摘している。
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ウクライナ南西部は以前から貧しい地域で、危機勃発後は生活もままならない家庭が増えてきているという。
「パンッと風船が割れるような崩壊的な感じではなくて、サッカーボールの空気が徐々に抜けていくように、心がしぼんでいく様子が支援を続けていると伝わるんです」とコーシャ氏は語る。
世界の注目が中東の紛争に集まる中、ウクライナ支援が弱まるのではとの懸念も市民の間で不安を強めていると見られる模様。
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