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【16日のニュース】米中首脳会談、雪解けアピールも「独裁者」発言で波紋 ウクライナ支援抜きの「つなぎ予算」成立
【16日のニュース】米中首脳会談、雪解けアピールも「独裁者」発言で波紋 ウクライナ支援抜きの「つなぎ予算」成立
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世界では毎日様々な出来事が起こっている。ここでは今日の国際ニュースをダイジェストでお届けする。 2023年11月16日, Sputnik 日本
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米中首脳会談米サンフランシスコで15日(日本時間16日午前)、米国のジョー・バイデン大統領と中国の習近平国家主席による米中首脳会談が行われた。両国は軍当局間の対話再開や麻薬対策での共闘で合意した。習主席は会談で、「中国と米国は意見の相違を効果的に解決し、互いの越えてはならない一線と原則を尊重し、挑発を自制しなければならない」と指摘した。また、バイデン大統領も「中国のリーダーから着信があれば、私は電話をとる。これは大きな進展だ」と会談を評価した。関係改善に向けた一歩として評価する声もある一方、根本的な意見の不一致の解決には役に立たなかったと指摘する報道もある。会談後に共同記者会見は行わなかったことは、「肯定的な話題の不在」を示唆している。さらに会談後の個別の会見でバイデン大統領は、習主席を「独裁者」と名指し批判。中国外務省はトーンを抑えながらも「断固抗議する」との声明を出した。ウクライナ情勢ロシア南部にドローン飛来露国防省は15日、ウクライナのドローン計5機を対空防衛システムで撃墜したと発表した。内訳はウクライナと国境を接するブリャンスク州で2機、クリミア半島沿岸の黒海上空で3機としている。ウクライナ支援抜きのつなぎ予算成立直近で2度目となる米政府のいわゆる「つなぎ予算」は15日(日本時間16日)、上院で可決され成立した。ウクライナやイスラエルへの軍事支援は含まれていない。この法案は14日、野党共和党が多数派を占める下院を通過していた。共和党の一部は大幅な歳出削減を求めていたが、「追加軍事支援なし、その他は現状維持」で妥協した形となった。近くバイデン大統領が署名して発効する。新たな「つなぎ予算」の期限は来年1月19日(一部分野は2月2日まで)。イスラエル・パレスチナ紛争イスラエル、ハマス指導者の自宅攻撃イスラエル軍は16日、パレスチナ・ガザ地区でハマス政治部門のトップ、イスマイル・ハニヤ氏の自宅を攻撃したと発表した。これまで、ハニヤ氏の自宅はハマス幹部の会合で度々使われてきたという。国連安保理、初の決議採択一方、国連安保理ではガザ地区の児童保護に焦点を当てたマルタの決議案が採択された。今回のイスラエル・パレスチナ紛争激化で安保理で決議が採択されるのは初めて。米国、英国は決議案の中でハマスが非難されていないことを理由に、ロシアは決議の中で停戦の要求が盛り込まれていないとして棄権した。だが、拒否権を発動する国はなく、日本を含む12カ国の賛成で可決となった。米議会襲撃事件の「シャーマン」が語る2021年の米議会襲撃事件で、シャーマンの衣装を着て暴動に参加したジェイコブ・チャンスリー氏が、スプートニクの取材に応じた。襲撃の参加者はドナルド・トランプ前米大統領との闘争のために「はめられ、挑発させられた」と語った。チャンスリー氏は、デモ参加者の大半は平和的であったが、群衆の中には暴力と混乱を煽る連邦機関の工作員がいたと主張。その結果、マスメディアと政府はトランプ氏支持者を国内テロと呼び始め、プロパガンダキャンペーンによって彼らの憲法上の権利を消し去ったと強調した。2021年1月6日、大統領選の結果に抗議するトランプ氏の支持者らが議事堂を襲撃し、数時間にわたり議会の議事を妨害した。襲撃事件の後、チャンスリー氏は禁固41ヶ月、罰金2000ドル、3年の執行猶予を言い渡された。
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【16日のニュース】米中首脳会談、雪解けアピールも「独裁者」発言で波紋 ウクライナ支援抜きの「つなぎ予算」成立
2023年11月16日, 21:53 (更新: 2023年11月16日, 21:55) 世界では毎日様々な出来事が起こっている。ここでは今日の国際ニュースをダイジェストでお届けする。
米サンフランシスコで15日(日本時間16日午前)、米国のジョー・バイデン大統領と中国の習近平国家主席による
米中首脳会談が行われた。両国は軍当局間の対話再開や麻薬対策での共闘で合意した。
習主席は会談で、「中国と米国は意見の相違を効果的に解決し、互いの越えてはならない一線と原則を尊重し、挑発を自制しなければならない」と指摘した。また、バイデン大統領も「中国のリーダーから着信があれば、私は電話をとる。これは大きな進展だ」と会談を評価した。
関係改善に向けた一歩として評価する声もある一方、根本的な意見の不一致の解決には役に立たなかったと指摘する報道もある。会談後に共同記者会見は行わなかったことは、「肯定的な話題の不在」を示唆している。
さらに会談後の個別の会見でバイデン大統領は、習主席を
「独裁者」と名指し批判。中国外務省はトーンを抑えながらも「断固抗議する」との声明を出した。
露国防省は15日、ウクライナのドローン計5機を対空防衛システムで撃墜したと発表した。内訳はウクライナと国境を接するブリャンスク州で2機、クリミア半島沿岸の黒海上空で3機としている。
直近で2度目となる米政府のいわゆる
「つなぎ予算」は15日(日本時間16日)、上院で可決され成立した。ウクライナやイスラエルへの軍事支援は含まれていない。
この法案は14日、野党共和党が多数派を占める下院を通過していた。共和党の一部は大幅な歳出削減を求めていたが、「追加軍事支援なし、その他は現状維持」で妥協した形となった。
近くバイデン大統領が署名して発効する。新たな「つなぎ予算」の期限は来年1月19日(一部分野は2月2日まで)。
イスラエル軍は16日、パレスチナ・ガザ地区でハマス政治部門のトップ、イスマイル・ハニヤ氏の自宅を攻撃したと発表した。これまで、ハニヤ氏の自宅はハマス幹部の会合で度々使われてきたという。
一方、
国連安保理ではガザ地区の児童保護に焦点を当てたマルタの決議案が採択された。今回のイスラエル・パレスチナ紛争激化で安保理で決議が採択されるのは初めて。
米国、英国は決議案の中でハマスが非難されていないことを理由に、ロシアは決議の中で停戦の要求が盛り込まれていないとして棄権した。だが、拒否権を発動する国はなく、日本を含む12カ国の賛成で可決となった。
2021年の米議会襲撃事件で、シャーマンの衣装を着て暴動に参加したジェイコブ・チャンスリー氏が、スプートニクの取材に応じた。襲撃の参加者はドナルド・トランプ前米大統領との闘争のために「はめられ、挑発させられた」と語った。
チャンスリー氏は、デモ参加者の大半は平和的であったが、群衆の中には暴力と混乱を煽る連邦機関の工作員がいたと主張。その結果、マスメディアと政府はトランプ氏支持者を国内テロと呼び始め、プロパガンダキャンペーンによって彼らの憲法上の権利を消し去ったと強調した。
2021年1月6日、大統領選の結果に抗議するトランプ氏の支持者らが議事堂を襲撃し、数時間にわたり議会の議事を妨害した。襲撃事件の後、チャンスリー氏は禁固41ヶ月、罰金2000ドル、3年の執行猶予を言い渡された。