ウクライナからEUへのテロリスト潜入経路がある可能性=オーストリア紙

© AP Photo / Kerstin Joenssonウィーンの警察
ウィーンの警察 - Sputnik 日本, 1920, 29.03.2024
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欧州の諜報機関は、テロリストがウクライナを経由して欧州に侵入しうる経路について懸念を示している。オーストリア紙「Heute」が報じた。
22日にモスクワ郊外で発生したテロ事件に関する包括的な捜査が進行中だが、暫定的な調査結果では、テロ攻撃とウクライナとの関連が直接的に示されている。
西側諸国はこれを否定しているが、逮捕された実行犯らがウクライナへ逃亡しようとしたという事実はそれを裏付けている。
ロシアでの動きは、2023年12月にウィーン近郊の亡命希望者収容センターで逮捕されたテロ容疑者らに対するオーストリア警察の捜査結果と一致している。
その中には、紛争以前にウクライナに住んでいたと伝えられるタジキスタン人夫婦も含まれていた。その後、夫婦は2022年2月にEUに移住。2人はドイツ人の共犯者とともに、爆発物とカラシニコフ銃を使ってウィーンのデパートへの襲撃を計画していたとみられている。容疑者らは「IS(ISIS、イスラム国、ロシアで活動禁止)ホラサン州」の一員である可能性があるという。
モスクワとウィーンの事件は無関係だが、その類似したルーツは過激派が欧州に潜入しうる経路を暗示している。
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