岸田首相「派閥幹部としての政治責任も党として判断」 関係議員の処分について 政治資金問題

© AP Photo / Pool/Shuji Kajiyama岸田首相
岸田首相 - Sputnik 日本, 1920, 01.04.2024
サイン
1日、日本の国会では参院決算委員会が開かれ、岸田首相と全閣僚が出席して経済政策や自民党派閥の政治資金パーティー問題、日米首脳会談の議題などについて質疑が行われた。
経済政策(「政権の存在意義」とするデフレからの完全脱却を目指す当面の時期について)
「28日の会見で、私はことし物価上昇を上回る所得を必ず実現するということ。そして来年以降に物価上昇を上回る賃上げを必ず定着させるということ。この2つを約束した。これは必ず実現したいと思っている。これを実現したうえで、デフレ脱却への道筋を明らかにし、そして成長と分配の好循環を定着させる、持続させる、こうした経済を実現したいと考えている」
自民党派閥の政治資金パーティー問題(議員の処分について)
「追加の聞き取り調査を今、行っている。今日も聴き取り調査を行っているさなかであり、その状況を踏まえたうえで、政治責任についての判断、すなわち処分について考えていく手続きに入っていきたい。当事者は政治家であるため、政治家として今回の事態において国民からどういった役割を期待されていたのか、派閥の幹部としてどのような役割を果たすべきであったのか。こういった政治責任も党として判断しなければならない」
日米首脳会談の議題について
「現時点で会談の議題などについて予断をもって答えることは控えるが、安全保障をはじめ、政治・経済等、幅広い分野そして幅広い議題について意見を交わしたいと考えている。その中で一般論として申し上げるならば、指揮統制という観点からの日米間の連携強化は、相互運用性と即応性を高めるためにも非常に重要な論点だと考える。こうした議論はこれからも深めていきたい」
日米首脳会談は10日に米ワシントンで開かれる予定。
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала