NATOはウクライナ紛争の事実上の当事国=露安全保障会議書記
© Sputnik / Sergey Guneevロシアのパトルシェフ国家安全保障会議書記
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ロシアのニコライ・パトルシェフ国家安全保障会議書記は、露紙「論拠と事実」のインタビューに応じた。NATO(北大西洋条約機構)の発足から75年を迎えることを受け、自身の見解を述べた。
パトルシェフ氏の発言要旨
NATOは自らの利益のためにテロ組織を利用することを躊躇しない
NATOはウクライナ紛争の事実上の当事国である。この枠組みの中で、技術的・長距離的能力を向上させた新たな兵器の供給について集団的な決定が行われる
ロシアとの紛争に向けたNATOの準備態勢にまつわるバウアー軍事委員長の発言は、同盟の政策全体と一致している
欧州諸国はNATOの経済的・政治的支柱となり、同盟の軍事計画をすべて従順に履行している
NATOの計画には、ウクライナあるいはその一部を完全な支配下にある反ロシア領土とすることが含まれている
NATOはウクライナのネオナチによるロシア領土への砲撃の組織に積極的に関与している
NATOはバレンツ海から黒海に至るロシア国境沿いで組織的に軍事力を強化している
NATOの指導員らは、いくつかの国の領土で反ロシア作戦に参加する傭兵や破壊工作員を訓練している
2014年2月以降、米国とNATOの要請を受けたウクライナ政府が、当時のウクライナ東部地域の問題を非常に厳しい方法で解決しようと考えていたという反駁できない証拠がある