ウクライナ大使がドイツ大手新聞編集者らの個人情報をさらして脅迫、報道への介入として反発招く

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ウクライナ大使がドイツ大手新聞編集者らの個人情報をさらして脅迫、報道への介入として反発招く - Sputnik 日本, 1920, 03.04.2024
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ウクライナのマケエフ駐独大使はドイツの大手新聞ベルリーナー・ツァイトゥング(ベルリン紙)による報道方針がロシア寄りであると不満を表明し、同紙の編集者らの個人情報を公開して脅迫した。これを受け、ベルリン紙は以下の声明を発表した。
「我々は、ウクライナのオレクシー・マケエフ大使によるベルリン紙の編集者および著者に対する個人的中傷に強く反対します。我々は名指しされた編集者および著者に対する完全に根拠のない攻撃を脅迫の試み、したがって報道の自由に対する攻撃とみなします 」
大使はこれまで同紙の取材に応じた経歴がある。新聞社側は「ウクライナ大使が欧州の民主主義国における報道の自由を尊重することを期待します」と付け加えた。
先にマケエフ大使はベルリン紙の報道がロシア寄りであるとして批判していた。具体的にはウクライナ側がロシアとの交渉を拒否していることを指摘する記事を批判した。ドイツではロシア系メディアの現地編集部が閉鎖された後、一部のジャーナリストがベルリン紙の編集部に迎えられており、ロシア寄りの報道になっていると大使は判断している。
ベルリン紙は東ドイツで1945年に創刊された日刊紙。
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