ザポロジエ原発 - Sputnik 日本, 1920, 30.08.2022
ザポロジエ原発の安全性を巡る状況
ザポロジエ(ザポリージャ)原子力発電所は、欧州最大の原子炉数と出力を誇る原発で、2022年3月からロシア軍の保護下に入っている。度重なるウクライナ軍による攻撃で原発の安全性に問題が生じたため、9月初旬、IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長率いる調査団が査察。調査報告書では、原発の周辺を「安全ゾーン」とする必要性が訴えられているが、その後もウクライナ軍は原発敷地や周辺の町への散発的な攻撃を続けている。10月のザポロジエ州のウクライナからの離脱・ロシア編入に伴い、新運営会社のもとロシア国内の基準に即した運転に移行している。

ザポロジエ原発 上空でウクライナの神風ドローンが撃墜 屋根に墜落

© Sputnik / メディアバンクへ移行ザポロジエ原発
ザポロジエ原発 - Sputnik 日本, 1920, 08.04.2024
サイン
4月8日、ザポロジエ原子力発電所上空でウクライナの神風ドローンが撃墜。同原発の報道部が発表した。報道部によれば、ドローンは6号ユニットの屋根に墜落したが、これによって安全は脅かされていない。
サポロジエ原発側は、「ウクライナ軍にはテロ行為を止めるよう、あらゆる働きかけを行っているが、依然としてウクライナ軍は原発とそのインフラへの砲撃し続けており、これが原発の安全運転に影響を与える恐れがある」と発表している。
さらに、ザポロジエ原発所長はスプートニクからの取材に対し、前日、4月7日にウクライナ軍によるドローン攻撃後、原発に致命的な損傷は出ておらず、放射線背景にも変化はないこと、また、損傷は全て、近日中にも修復される見通しであることを明らかにしている。
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала