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【ルポ】本物の芸術作品 「着物−男の世界」展がモスクワ市民を魅了
【ルポ】本物の芸術作品 「着物−男の世界」展がモスクワ市民を魅了
Sputnik 日本
4月5日から5月26日まで、モスクワ東洋絵画ギャラリーで「着物−男の世界、明治から現代まで」展が開催されている。展示品はすべて、日本の着物の収集家であり鑑定師でもあるナタリア・バキナ氏の個人コレクションだ。 2024年4月15日, Sputnik 日本
2024-04-15T05:02+0900
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これは単なる着物の展覧会に終わらない。ここでは19世紀末から20世紀初頭の日本人男性の価値観、嗜好、趣味の世界観に浸ることができる。それは、日本文学や絵画に表現された、実在の、そして架空のヒーローたちとの出会いでもある。この展覧会では、日本人男性の襦袢や羽織、男性の活躍を描いた女性の着物など、約15点が展示されている。 バキナ氏のコレクションは、主に大正時代の着物を中心に、帯や小物を除いても全部で200点以上に及ぶ。バキナ氏は、この特別な時代の魅力を次のように説明している。本展の学芸員である文化人類学者タチアナ・ナウモワ氏はスプートニクに対し、こう語っている。
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【ルポ】本物の芸術作品 「着物−男の世界」展がモスクワ市民を魅了
4月5日から5月26日まで、モスクワ東洋絵画ギャラリーで「着物−男の世界、明治から現代まで」展が開催されている。展示品はすべて、日本の着物の収集家であり鑑定師でもあるナタリア・バキナ氏の個人コレクションだ。
これは単なる着物の展覧会に終わらない。ここでは19世紀末から20世紀初頭の日本人男性の価値観、嗜好、趣味の世界観に浸ることができる。それは、日本文学や絵画に表現された、実在の、そして架空のヒーローたちとの出会いでもある。
この展覧会では、日本人男性の襦袢や羽織、男性の活躍を描いた女性の着物など、約15点が展示されている。 バキナ氏のコレクションは、主に大正時代の着物を中心に、帯や小物を除いても全部で200点以上に及ぶ。
バキナ氏は、この特別な時代の魅力を次のように説明している。
「大正時代ほど、日本の着物が美しく、豊かに表現されていた時代は後にも先にもありません。この時代は長くは続きませんでしたが、日本の民族衣装の歴史に鮮烈な痕跡を残しました。構図的には完璧ではなかったかもしれませんが、驚くほど率直で、創造活動の真の自由でした。」
本展の学芸員である文化人類学者タチアナ・ナウモワ氏はスプートニクに対し、こう語っている。
「着物を何千着と買い漁ったところで、それに芸術的な価値があるという保証はありません。この展覧会で紹介される着物は入念に選び抜かれたものばかり。文化、歴史、芸術観点から見て価値がある、つまり博物館的に価値のあるものなのです」
タチアナ・ナウモワ氏
本展の学芸員である文化人類学者