海自ヘリ2機墜落、事故は「査閲」の最中に発生 夜間訓練中の事故は過去にも

CC0 / Sergey Safronov / SH-60 Seahawk
SH-60 Seahawk - Sputnik 日本, 1920, 22.04.2024
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20日深夜、伊豆諸島沖で墜落した海上自衛隊の哨戒ヘリ「SH60」2機は、当時対潜水艦戦の訓練に参加していたが、訓練は部隊の技量を幹部が確認する「査閲」と呼ばれる検定の一環で行われていたことが判明した。NHKが 関係者への取材を元に報じた。
「査閲」は、部隊が警戒監視などの任務にあたる上で必要な技量を有しているかどうか検証が行われるもの。
NHKによると、海上自衛隊は「査閲」の最中に2機が空中で衝突して墜落した可能性が高いとみている。
一方、読売新聞は、夜間訓練中の哨戒ヘリ事故は2017年と2021年にも発生していたと指摘している。
海上自衛隊トップの酒井良・海上幕僚長は21日の会見で、「夜間の訓練は視認性が劣り、非常に難しいオペレーションになる。潜水艦を探知、捜索する際にヘリ同士の距離が近づく場合もある」と語った。この発言を受け、同紙は過去の事故の教訓は生かせなかったのかと疑問を投げかけている。
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