Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

ハンガリー外相 ウクライナで行き詰まりのEUは世界大戦に備え始めた

© Sputnik / Viktor Tolochko / メディアバンクへ移行ハンガリーのシーヤールトー外務貿易相
ハンガリーのシーヤールトー外務貿易相 - Sputnik 日本, 1920, 23.04.2024
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EUはウクライナの紛争ゾーンの情勢が悪化の一途をたどること対し、世界大戦へ備えるという反応を示している。ルクセンブルクでのEU外相・国防相会議に出席したハンガリーのシーヤールトー外務貿易相は会議終了後、記者団に対してこう語った。

「ますます悪化するウクライナの戦線状況に対し、EUの反応の仕方は世界大戦への準備だ」

シーヤールトー外務貿易相は、会議は「指揮官らの本部会議」さながらだったと感想を述べ、ほぼ空っぽの倉庫から「ほぼ全員がどの武器をどれだけ、どういったスケジュールでウクライナに供給できるかについて」数時間にわたって話し合い続けていたと説明している。
シーヤールトー外務貿易相は、武器供与でウクライナ軍は前線で勝利できなかったどころか、逆に「状況の悪化を招いた」と強調している。

「疑問は、この戦略が機能しなかったというのに、なぜ未だにこれを機能させようとするのかということだ。武器供与は戦争を長引かせ、世界大戦のリスクを拡大させたと私たちは考えている」

ロシアは再三にわたって、ウクライナへの外国の軍事支援で戦況が変わることは一切なく、ただ紛争を長期化させるだけだと繰り返している。
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