日本とモルドバ、反露政策で共通点 ザハロワ報道官、原爆引き合いに

© 写真 : Press service of The Ministry of Foreign Affairs of the Russian Federation / メディアバンクへ移行ザハロワ報道官
ザハロワ報道官 - Sputnik 日本, 1920, 25.04.2024
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ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は25日の会見で、現在のモルドバの反露政策について述べたなかで、米国による原爆投下をめぐる日本政府の対応を引き合いに出した。

「これは日本政府の立場と似ている。米国人が数十年前に広島・長崎に原爆を落としたわけだが、その日本は今、誰が数万数十万の日本人の死と苦しみの原因となったかを示しもせず、ロシアの『核の無責任』を非難している」

ザハロワ報道官によると、モルドバでは現在、ナチスに協力した者を含む記念碑を修復する動きが進んでいる。一方で「ソ連の過去を悪魔化する試み」もあり、1946~47年の飢饉犠牲者を追悼する日もその一環で制定されたとした。
ザハロワ報道官は「飢餓の原因は第二次世界大戦でルーマニア軍とドイツ軍が現在のモルドバに侵攻し、農業、産業、社会インフラが完全に破壊されたことが原因だった」と指摘。こうした歴史上の悲劇を生み出した犯人を書き換える姿勢が、原爆投下に対する日本政府の態度との類似点があるとの見方を示した。
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