ザハロワ氏「馬鹿げてる」 米国は今度はICCのイスラエル捜査に反対

© Sputnik / Vladimir Astapkovich / メディアバンクへ移行ロシア外務省のマリア・ザハロワ公式報道官
ロシア外務省のマリア・ザハロワ公式報道官 - Sputnik 日本, 1920, 30.04.2024
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ホワイトハウスのカリーヌ・ジャン=ピエール公式報道官が、ガザ地区におけるイスラエルの行為を国際刑事裁判所(ICC)が捜査することは司法管轄を超えると述べたことについて、ロシア外務省のマリア・ザハロワ公式報道官は馬鹿げており、米国政権の意識が幾層にも分離している事実を物語っていると指摘した。
「いいですか、今、ICCの裁判官らは米国から制裁を発動されかかっている。でも、米政権はICCがロシアの指導者に逮捕状を出そうとしたとき、これを完全に支持しましたよね。ところが、米国の政治システムは、この機構(編集: ICC)が自身や自国の衛星国らに対して正当的な態度をとることは認めないのです」
マリア・ザハロワ氏
ロシア外務省の公式報道官

国際刑事裁判所(その司法管轄をロシアは認めていない)の予審裁判部は2023年、プーチン大統領と児童オンブズマンのマリヤ・リヴォヴァヤ=ベラヴァヤ氏に対する「逮捕状」を出している。露大統領府のドミトリー・ペスコフ公式報道官はこれについて、国際刑事裁判所がロシア大統領に逮捕状を出した状況はロシアには受け入れ不可能であり、ロシアは同裁判所の司法管轄を認めず、そのいかなる決定も権利の視点から無効だと明言している。

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