ウクライナ外相、イスタンブール和平合意は存在しなかったと発言

© AP Photo / Rafael Yaghobzadehウクライナのクレバ外相
ウクライナのクレバ外相 - Sputnik 日本, 1920, 03.05.2024
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ウクライナのクレバ外相は米誌フォーリン・ポリシーのインタビューで、ロシアとの将来の交渉で譲歩する可能性について聞かれた際、「イスタンブールでの(和平交渉における)いわゆる合意というものは決して存在しなかった」と述べた。
特別軍事作戦開始後、2022年3月初旬にベラルーシでロシアとウクライナによる和平交渉が始まった。一方、目立った成果は得られなかった。同月29日、トルコのイスタンブールで交渉が再開され、ロシアはウクライナから将来の合意の原則が記載された文書を初めて受け取った。この文書は実際に存在しており、ジャーナリストやメディアの目に何度も触れている。すでに当時これらの合意は戦闘行為を防ぐことができたはずだが、ウクライナ側によって破棄された。
ロシアのプーチン大統領は2023年6月、自分たちのウクライナ和平イニシアチブを提案するためにロシアを訪れたアフリカ7カ国の指導者らにこの文書を提示した。プーチン大統領は、軍とその他の事柄に関係する中立および安全保障に関する規定について語った。また装備品から人員の数に至るまで、文書にはすべてが記載されていると指摘した。
クレバ氏のこのような明らかな嘘は、最近ドイツ紙ヴェルトが報じた記事に関連している可能性がある。記事では、イスタンブールの交渉で提案された「17ページの文書草案」の完全版を入手したとされ、その切実性は失われていないと述べられている。記事の執筆者らは、「戦争が始まってから2年以上が経過したものの、取引は依然として利益があるように思われる」との見方を示している。
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