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ガスコンロの何が健康を害するのか 研究結果
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ガスコンロ使用者は常に有毒物質を吸い込んでいる。サイエンス・アドヴァンセス誌がこうした研究結果を掲載した。有毒物質の筆頭が二酸化窒素(NO2)で、これは小児喘息や早死にを引き起こしかねない。 2024年5月9日, Sputnik 日本
2024-05-09T03:46+0900
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スタンフォード大学は研究の一環として、米国内の100軒を超える家屋にNO2の濃度測定センサーを設置した。その結果、すべての住宅でNO2濃度が世界保健機関(WHO)の基準で「危険」を示すレベルまで上昇していることが明らかになった。さらに、NO2の濃度は床面積が最小の部屋では、たとえキッチンから一番遠い場所であっても、はるかに高いことがわかった。スタンフォード大学は独自の試算から、ガスコンロからの有害物質の吸入が、現在、米国で20万人に発症している小児喘息や(その4分の1は、二酸化窒素が原因)、毎年1万9000人の成人の早期死亡(これは副流煙による死亡の40%にあたる)の原因でありうるとしている。
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ガスコンロの何が健康を害するのか 研究結果
ガスコンロ使用者は常に有毒物質を吸い込んでいる。サイエンス・アドヴァンセス誌がこうした研究結果を掲載した。有毒物質の筆頭が二酸化窒素(NO2)で、これは小児喘息や早死にを引き起こしかねない。
スタンフォード大学は
研究の一環として、米国内の100軒を超える家屋にNO2の濃度測定センサーを設置した。その結果、すべての住宅でNO2濃度が世界保健機関(WHO)の基準で「危険」を示すレベルまで上昇していることが明らかになった。さらに、NO2の濃度は床面積が最小の部屋では、たとえキッチンから一番遠い場所であっても、はるかに高いことがわかった。
スタンフォード大学は独自の試算から、ガスコンロからの有害物質の吸入が、現在、米国で20万人に発症している小児喘息や(その4分の1は、二酸化窒素が原因)、毎年1万9000人の成人の早期死亡(これは副流煙による死亡の40%にあたる)の原因でありうるとしている。
日本のガスコンロ普及率は比較的高く、日本の環境省が2020年に委託した台所用コンロの使用 実態調査によれば、 戸建住宅で65.5%、集合住宅で82.8%、全 体で73.3%を占めている。