全力尽くした競技人生 宇野昌磨選手が引退会見
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9日に現役引退を発表した日本のフィギュアスケート男子、五輪メダリストの宇野昌磨選手が14日、引退会見を行った。
「悲しいというよりも、すごく前向きな気持ち。まだまだこれからもスケートを続けていく。今後とも楽しく応援していただければ」
宇野選手の発言ポイント
(編注:原点回帰を目指した最後のシーズンは)どの試合も全力で取り組んだ末の演技だった。失敗も成功もあったが、両方等しく自分にとって宝物のような時間となった。
ゆづ君(羽生結弦選手)やネイサン(ネイサン・チェンさん)は「雲の上のような存在」で、記憶に残るのは2人との試合だった。
引退は2年前くらいから考えるようになった。共に戦ってきた仲間たちの引退は、すごく寂しい気持ちや、取り残された気持ちがあった。
フィギュアに出会えて感謝。まさか、自分がテレビで見ていた五輪の舞台で好成績を残したり、世界選手権で優勝できる選手になるとは思っていなかった。
今後は毎日の練習が楽しくなるような、心から踊るようなスケートをしたい。自由にフィギュアをやれるのは、自分の生き方にマッチしていると思うので楽しみ。