女優スカーレット・ヨハンソンさん 自分の声を無断で借用とChatGPTを非難

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スカーレット・ヨハンソン - Sputnik 日本, 1920, 22.05.2024
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米国の人気女優スカーレット・ヨハンソンさんはAIチャットボットの新モデルに使われているボイス「Sky」が、自分の声にそっくりだとして、製造したOpenAIに対し、ボイスの制作工程を明かすよう求めた。
ヨハンソンさんの話によると、2023年9月、OpenAIのサム・アルトマンCEOから連絡があり、ChatGPTの新モデルのボイスに彼女の声を使わせてほしいと、正式なオファーがあったが、ヨハンソンさんはこれを断った。
ところが2024年春、新チャットボットのボイス「Sky」が発表されたとき、ヨハンソンさんは「Sky」が自分の声と不気味なほど似ていることから弁護士に連絡した。 ヨハンソンさんはまた、アルトマンCEOはチャットボットの声が自分と関係があることをほのめかしたと主張している。アルトマン氏は「Sky」がリリースされた後、SNS上に「Her」という言葉をポストしていた。ヨハンソンさんは、この「Her」が自分が人格を持つ人工知能の声を演じた映画 『her/世界でひとつの彼女』(英題「Her」)のことを指していると主張している。
これに対してOpenAIは、ボイスは別の女優の協力を得て録音されたものだと主張しているものの、「プライバシー保護」を理由に、その女優の身元を明らかにしていない。こうした一方でOpenAIは5月19日、「Sky」のボイスの使用を停止した。
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