沖縄の市民団体 辺野古反対を求める広告を3紙に掲載

© 写真 : 沖縄意見広告運動沖縄意見広告運動の掲載広告 同団体の公式サイトより
沖縄意見広告運動の掲載広告 同団体の公式サイトより - Sputnik 日本, 1920, 02.06.2024
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日本政府の「代執行」による埋め立てを許さない辺野古新基地工事の即時中止、断念を訴える「沖縄意見広告運動」が6月2日付の沖縄タイムスと琉球新報、朝日新聞の3紙に掲載した。
同団体は新聞広告を通して、 沖縄の基地反対を訴える活動を続けている。今回は15年目で、見開き2ページで広告を掲載した。
「他人ごとではない。オキナワは自分ごと。沖縄を、本土を戦場にさせない!」と書かれた広告紙面の大半は、沖縄の美しい、青い海の写真が占めており、それを背景に、沖縄のことわざの「命どぅ宝」(ヌチドゥタカラ、人の命は何にも代えられない)の文字が入れられている。
同団体は公式サイトに3紙に掲載した広告を発表している。

沖縄県は、日本政府が承認を求めた辺野古移設工事計画変更の「是正指示」を違法として裁判を起こしたものの、最高裁で敗訴。それでも玉城デニー知事は許可しなかったため、国は「代執行」で工事を許可し、 1月には埋め立て工事が始まった。県側は「代執行」は無効だとして別の裁判で争ったが、2月末に最高裁が上告棄却。国の主張が認められ、名実ともに工事が進展している。

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