早朝の緊急地震速報 当初推定は「富山湾でM7.4」

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地震 - Sputnik 日本, 1920, 03.06.2024
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石川県で最大震度5強を観測した3日早朝の地震では、全国の広い範囲で緊急地震速報が出された。揺れが強くなかった地域でも、スマホの警報音で飛び起きたという人も少なくなかっただろう。ここでは、気象庁資料や一連の日本メディアの報道をもとに背景をまとめた。
地震波検知から5.3秒後に出された初期推定では、富山湾を震源とする推定マグニチュード7.4。
石川県能登では震度6弱~震度7、東京23区や宮城県でも震度4、京都や大阪でも震度3が予測されるなど、東北~関西の広い範囲で緊急地震速報が出された。
その後の速報値ではマグニチュードは5.9、最大震度は石川県輪島市での震度5強。周辺各県では震度3~4が観測されたものの、東京や大阪では震度1だった。
今回の地震で、観測機器に異常は確認されていない。
気象庁によると、今回は極めて短時間に同じ場所で複数の地震が発生。これが原因でマグニチュードが大きめに出てしまった可能性。
連続してもうまく分離できる場合もある。ただ、揺れが続いているなかで別の地震が複数発生したりすると、分析が非常に難しくなる。
気象庁は、緊急地震速報はあくまでも危険性を可能な限り素早く知らせるもので、予測には誤差があると説明。また、揺れが来なくても1分程度は身を守るなど警戒するよう呼びかけている。
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