西側はメディアでロシアは脅威だという認識を作り出している=スコット・リッター氏

© 写真スコット・リッター氏のオンラインでスピーチからのスクリーンショット
スコット・リッター氏のオンラインでスピーチからのスクリーンショット - Sputnik 日本, 1920, 08.06.2024
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「米国政府と欧州各国の政府が謀議の仲間であることは確かだ。彼らはマスメディアでロシアは脅威だという認識を作り出し、この認識を軍事的、外交的、政治的リソースを集めるために利用している。つまり、ロシアは対決するに値する脅威とみなされる必要があるということだ」
元米軍情報将校のスコット・リッター氏がサンクトペテルブルグ国際経済フォーラム(SPIEF)でスピーチした。同氏は、ロシアは脅威ではないという現実を西側諸国は受け入れることができないと指摘した。
リッター氏は米国務省にパスポートを没収され、ロシアへの渡航が直前で中止になったため、SPIEFにオンラインで参加した。同氏によると、米当局はロシアについて真実を語ろうとする人々を攻撃し、彼らの言葉を奪っている。リッター氏は、同フォーラムに物理的に出席できないことが、自分の正しさを証明していると強調した。

これより先、リッター氏はスプートニクに対し、ニューヨークの空港で搭乗をすませ、機内にいたところ、税関職員にパスポートを取り上げられ、SPIEFに参加するためロシアに向かうはずの飛行機から降りざるを得なくなったと語った。税関職員に理由を尋ねたところ、「国務省の命令」だと説明したという。リッター氏は、米当局によるパスポート没収の決定に異議を唱えると約束した。なお同氏は、いずれにせよSPIEFには参加すると述べ、オンラインでスピーチした。

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