岸田首相、各国首脳らと懇談や立ち話
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G７サミット出席のためイタリアを訪問中の岸田首相は14日、バイデン米大統領と立ち話をし、スナク英首相、メローニ伊首相、フォン・デア・ライエン欧州委員長とそれぞれ懇談した。日本外務省が発表した。
日伊首脳による懇談
岸田首相とイタリアのメローニ首相は、自衛隊とイタリア軍の間で物資や役務を融通し合う「物品役務相互提供協定（ACSA）」の交渉を開始することで一致した。
今後の日伊協力の指針となる日伊アクション・プランの発表を歓迎し、同プランを着実に実施して二国間関係を強化していくことで一致した。
防衛分野における両国の協力をさらに強化することで一致した。
日伊関係の更なる発展のため緊密に連携していくことで一致した。
日米首脳間の立ち話
岸田首相は4月の訪米におけるバイデン大統領夫妻のおもてなしに感謝の意を伝え、首脳会談での合意事項について両国で引き続き実施していきたい考えを伝えた。
バイデン大統領は「良き友であり、信頼する岸田首相と引き続き連携していきたい」と述べた。
日英首脳による懇談
岸田首相とスナク首相は、日英間で安全保障、経済、人工知能（AI）を含む幅広い分野で具体的な協力が急速に進展していることを歓迎した。
両首脳は、今月下旬に予定されている天皇皇后両陛下の訪英が日英の友好親善を一層深める機会になるよう緊密に連携していくことを確認した。
岸田首相と欧州委員長との懇談
岸田首相とフォン・デア・ライエン欧州委員長は、日本とEUの関係をさらに強化していくことで一致した。
両氏は、G7などの場で経済安全保障の問題に引き続き連携して取り組んでいくことで一致した。
