調印されなかったイスタンブールのロシア・ウクライナ和平案 NYT紙

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調印されなかったイスタンブールのロシア・ウクライナ和平案 NYT紙 - Sputnik 日本, 1920, 15.06.2024
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ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は、2022年、イスタンブールでのロシア・ウクライナ和平交渉で準備されながら、調印に至らなかった文書を公表した。
和平合意案の重要なポイント:
ウクライナの安全保障と中立の保証国は、英国、中国、ロシア、米国、フランスの5か国が務める。ベラルーシとトルコが括弧つきで列挙されている。
ウクライナは永世中立を維持し、保証国や第三国の側で参戦してはならない。
ウクライナは保証国の同意を得ずに外国の軍隊が参加する軍事演習を行ってはならない。
保証国は、ウクライナとの軍事同盟の締結、ウクライナへの内政干渉、ウクライナ領における軍隊の展開を行ってはならない。
ロシアとウクライナ間の相互制裁と禁止はすべて解除される。ただし、クリミア、セヴァストポリ、添付に示された領域(編集:ニューヨークタイムズ紙には添付地図は掲載されていない)には合意の特定の条項は適用されない。
11ページと12ページには、平時におけるウクライナ軍の人員、兵器、装備の上限が明記。ロシアの立場に基づき、上限は戦車が342両、装甲車は1029両、多連装ロケットランチャーは96基とする。
ウクライナの保有する多連装ロケットランチャーやミサイル兵装の最大射程距離は280キロを超えてはならない。ウクライナはそれ以上の射程の兵器を国内で製造、および購入を行わないと約束した。
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